「火の男、水の男」RRR なつさんの映画レビュー(感想・評価)
火の男、水の男
普段劇場に足を運ばない友人達も何度も通ってるとオススメされてた作品。しかもIMAXで。
なんか、観に行った友人達がほぼRRRスタンプ購入して一時期ラインはそのスタンプがやたらと来た。
それだけ観客を魅了したのか〜って。
ただ、私は長尺が苦手でねぇ…
いやほんと、長尺長尺脆弱脆弱で。
バーフバリも劇場で前、後編で公開してくれたから観れたけど、あとはタイタニックを劇場で何度も観れたのはたぶん若さゆえの出来事。
気になるし、興味はあるので配信で視聴。
1人の少年を助ける為にラーマは炎を背にビームは水飛沫を背に初めて共同する。
その後友好関係を築く2人。
親友のように兄弟のように駆け回りいたずらをし、ビームの恋の背を押したりする。
彼らは信頼し合い心を通わせあった。
しかし、道は分たれる。
相対する2人はやはり炎と水を纏い戦い合う。
あの時、ラーマが毒蛇に噛まれ口が聞けない状態でなかったらまだお互いが対決しなくて済んだのかも。
妹を救う為、大義の為に2人は戦う。
ビーム処刑の際でビームは民を鼓舞する歌を歌い、それに心を打たれて暴動を起こす民達。
武器を持たず戦う彼らを見てラーマは驚く。
ラーマはビームと妹を逃す算段を行い政府により捕縛されてしまう。
無事に村へ帰ったビームは潜伏先でラーマの許嫁シータによりラーマの絞首刑の手紙を読み聞かされる。
その紙は風に流されビームの首を切る様に飛ぶ。
芸コマ!
その先はラーマ救出へ。
地面をコンココンッて叩き合うとかマジソルジャー。
牢獄期間により足が弱ったであろうラーマを担ぎビームは走り続ける。そんな2人は言葉もなく息がピッタリ。
銃をラーマが撃ち、ビームがリロードするとか斬新過ぎて声がでない。
そして森の中、ビームは力で、ラーマは弓で次々と押し退ける。
この弓を引くラーマがかっこいいのよ。
過去、父にしたように手榴弾を弓にこめたり。
最後、提督の屋敷を爆破。
血溜まり血溜まり♪って言ってた奥方はトゲトゲで血溜まりになってて良かったネ!
部族民の命より高いと言われた一つの弾丸。
そんな事ねぇんだよ!と言わんばかりに渡された銃でビームは心臓を一発。ステゴロ一発で戦ってきたインドの方々の革命的な感じかな。
マッリは母の元へ、ラーマは約束の銃を持ち帰還。
君の願いを叶えさせてくれの言葉にビームは読み書きを教えて欲しいと。
優しい英国女性に恋をした為ってのもあるけど、これも革命だよね。
パーティで2人でのシーン。
ダンスを邪魔されるビーム。銀のトレイがコロコロ…
それを蹴り上げドラムでビートを刻む。
ムトゥを踊る2人がとても良い。そりゃ女性もメロメロ。
しかし、こダンスって長距離マラソンなのか…
歌とダンスはインド映画にとってバフでしかないのよ。
IMAXで観たら本当に圧倒されて泣く作品。インターバルもあるみたいだし。
でも配信で観たからやっぱり少し長いなって感じた。