「当たり前に長尺」RRR うにたん♪(人手不足の業種はつらい)さんの映画レビュー(感想・評価)
当たり前に長尺
しかし、その長さはこのコッテリストーリーには絶対必要。
大ドラマなのだ。
ビームとラーマの紆余曲折を経たストーリー。
一騎当千のラーマが思いやる心と目的を果たそうとする義務感の間で抗う姿。
強靭な肉体を持ちながら素直な心のビームがマッリを助けようとする思い…。
噛み合わず、お互いを裏切ってしまう展開に早く上手く行って欲しいと願ってしまう。
勧善懲悪のストーリーにイギリスのスコットとその妻が殺しても飽き足らぬ憎々しさで見事な悪役っぷりを見せつける。
この悪役の出来は上々、あれじゃあ蜂起するよ。
力づくじゃあ統治は出来んよね。
斯くしてインドは解放された。
話題になった作品であり、知らず知らず足踏みしてる自分がいた(笑)ので評価は高くしたが内容は勧善懲悪の時代劇であり、インド礼賛、統治下のイギリス人は一部を除き差別的な描かれ方をしてるので、イギリスの人の評価はどんなだろ?とは気になる。
長尺のインド映画と適度に入るダンスシーン、髭だらけのキャストに混乱せず、観られる人には最高の映画になると思います。
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