「踊りだけがインド映画じゃない」RRR 123さんの映画レビュー(感想・評価)
踊りだけがインド映画じゃない
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前々から気になったけど後回しにしてたので昨日ついに行ってきた。感想としては「公開初日に行けば良かったしもっとたくさん観たい」である。アクションシーンはインド映画の中じゃ無理ないところが結構あって、中でもラーマとビームが大使館?の庭で格闘技披露し合うところが見応えあった。あんな細々とした技使えんのねっていう。ストーリー面も「奴隷時代のインドか……」とわかってどう風呂敷を畳むつもりか気になったけど、W主人公が手を組んで総督を討つ終わり方、そしてラーマが叶えると誓った武器を自分の部族に渡らせて「戦いはまだ終わっていない」エンドに繋げてて綺麗に畳めてるなと納得した。警察側のラーマがどうしてそこまで同胞を見殺しにするんだろうと疑問だったが、その説明も作中でしっかり納得いく形で描写されてあったので彼への好感度は爆上がりした。泣くつもりは全くなくて、だが冒頭の子供が買われていくシーンと我が子を返してと泣き縋る母を撲殺したシーンで一気に涙腺が崩壊した。また、ラーマの過去でも泣いてしまった。自分の父親の自爆を自分の手で完成させなきゃいけないとかどんな地獄だよ。こりゃああにもなるわ。
総合評価:自分が観たインド映画の中で一位。もう一回行ってくる。グロと死亡と拷問が大丈夫な人はぜひ行ってほしい。自分的にはそこまでグロい拷問とは思わないけど、一応念の為。
余談だけど、ラーマの母親役の女優さんが自分の好きな女優さんで個人的に凄い嬉しかった。いつ見ても美人だね。
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