「痛快!破天荒!!ぶっ飛び王道インド映画」RRR あささんの映画レビュー(感想・評価)
痛快!破天荒!!ぶっ飛び王道インド映画
3時間の映画…正直長いし疲れます。というわけで、なかなか時間が取れず二の足を踏んでいましたが、今更ながら鑑賞。
もう、最高だった。
ストーリーは王道だ。英国植民地時代のインド。故郷の村に武器を届けると誓ったラーマは英国政府の警察に。不屈の闘志と強靭な戦闘力で力を発揮するも、そう簡単に出世はできない。
一方のビームは英国軍にさらわれた少女を何としても連れ戻すために仲間とともにデリーにやってくるが…。
ラーマとビーム、その後の2人が辿る数奇で壮絶な運命、幾重にも重なる偶然の出会いと苦渋の決断が待っていた。
「友情か使命か?」
豪快で破天荒なアクションに加え、王道の友情ストーリーと桃太郎のエッセンスには感情が乗せられる。そして最後には敵は全滅するという
痛快なラストも観るものの期待を裏切らない!
そこに大袈裟でド派手で、必ずダンスが盛り込まれるインド映画ってのがまた新しい。インド映画ではお決まりのエンディングのダンスもなかなかシュール。
総合的に見てもかなり高評価です。
これだけどんちゃん騒ぎしても、ラストはビームの「読み書きを教えてほしい」って。
これが全てを物語ってるよなぁ…。
それにしてもあの憎々しいスコットが死ぬのは痛快だった。鬼畜・妻のキャサリンにいたってはもっとめちゃくちゃに切り裂いて欲しかったけど(笑)
今晩は
コロナ禍前に、インドのバンガロールに出張で行った際に、”映画館に連れて行っておくれ。”と頼んだら、観たのが「バーフバリ」の”王の凱旋”でした。私はテルグ語も、タミル語も話せないし、ヒヤリングもおぼつかないのですが、言語が分からずとも面白かったですね。インドの人は日本人の様に座って見ているだけではなく、身体全体で映画を楽しんでいる(踊ったり、叫んだり・・。)姿もカルチャーショックでした。
で、帰国後バーフバリシリーズ(三作)を爆音で鑑賞し(ご丁寧にも、テルグ語、タミル語共々鑑賞。)流石に奥さんに叱られました。(我が家は、当時は土日は家族で食卓を囲むというルールがあったので。)
で、今作も上映前は余り評判にはなっていませんでしたが、その面白さ故に今でも上位にランキングされていますね。
S・S・ラージャマウリ監督は凄いなあ‥。
皆、大好き、インドの大スペクタクル映画ですね。
では。返信は不要ですよ。