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劇場公開日:2022年9月16日
解説
監督の中濱宏介が大阪芸術大学映像学科の卒業制作として手がけた長編作品で、多重人格を題材に描くサスペンス。SKIP国際Dシネマ映画祭2020や大阪アジアン映画祭2021など国内の映画祭で多数上映・入選を果たした。
2020年、担当大臣の汚職による東京オリンピックの中止と新興宗教による毒ガス散布未遂事件という2つの大事件が世間を騒がせていたが、その陰で通称「イカロス」と呼ばれるコンビニ経営者惨殺事件が起こっていた。被害者の息子・士郎と交流のあった紗凪は、刑事から取り調べを受けることになり、解離性同一性障害を患う彼女と、彼女の中に存在する人格たちは、それぞれの視点から回想を始める。
多重人格により目まぐるしく表情を変える主人公を、「ミは未来のミ」の倉嶋かれんが巧みに演じ、第15回田辺・弁慶映画祭で俳優賞を受賞。田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2022」(22年9月16日~10月6日=テアトル新宿/22年10月14~20日=シネ・リーブル梅田)にて劇場公開。
2020年製作/77分/日本
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2022年9月18日
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東京オリンピックの中止と毒ガス散布未遂事件が世間を騒がせる中で起きたコンビニ経営者惨殺を追う刑事に乖離性同一性のJKが聴取を受ける形で過去をみせていく。
ムダに能書きたっぷりのセリフで捲したてるし、設定説明も皆セリフに詰め込んで、会話の間も雰囲気もあったもんじゃなくて、やっとこ話しが流れ始めたのは夜のアーケードの件ぐらいから。
多重人格である設定も、1度に6人全部で12人とか言っているけれど1+6は7人で+6で13人じゃない?
しかも賢人会議で+8の9人って、守れない設定なら謳うなよと。
それに他者が出ている分には良いけれど、聴取で他の人格になるところでは再現出来るわけないんだから、せめてアテレコにでもすれば良いのに。
終いには山場のセリフもエフェクトがキツすぎて何を言っているか聞き取れない残念さ。
話自体は悪くないし、軸の部分は好みだっただけに非常に勿体ないからモンクばかりだけれど、ムダな設定やセリフ詰め込みのせいで、面倒臭いし、ただただ物語を聞かされているだけみたいな感じだった。
弁セレなのでちょいおまけ評価。