「【”愛する人を助けるために、未来から遣って来た彼女。そして、それにより起こってしまう、様々な代償”突っ込みどころは幾つかあれど、先が読めないタイムスリップラブサスペンス映画である。】」劇場版ブルーバースデー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”愛する人を助けるために、未来から遣って来た彼女。そして、それにより起こってしまう、様々な代償”突っ込みどころは幾つかあれど、先が読めないタイムスリップラブサスペンス映画である。】
■オ・ハリン(キム・イエリム)は幼い頃から知っていたチ・ソジュン(ホンソク)に徐々に惹かれていた。だが、彼女の18歳の誕生日に、チ・ソジュンは自死していた。
それから、10年喪失感を抱きながら暮らしていたが・・。
◆感想
・10年喪失感を抱きながら暮らしていたオ・ハリンは、10年後、チ・ソジュンの遺品の中にカメラと彼が撮った写真を見つける。写真を見ているうちに辛くなったオ・ハリンは、思わず写真の一枚を燃やしてしまうが、気が付くとその写真をとった日の高校時代に戻っていた・・。
ー ここから、オ・ハリンは何度も、写真を燃やしながら現代と過去を行き来しつつ、チ・ソジュンが死んだ理由を追求していく・・。面白いなあ・・。-
・そして、辿り着いた犯人らしき人物。それは、何かにつけ、チ・ソジュンに因縁をつけて来たキム・シヌではないかと推測するオ・ハリン。
ー ここら辺の描き方が、やや粗い。何で、キム・シヌがチ・ソジュンに因縁をつけて来たかが、映画では明確に描かれていない。少し残念。
又、成人したキム・シヌが催眠効果もある薬品をくすねていた理由も良く分からない。-
・だが、真犯人は別にいて・・。
ー チ・ソジュンが養子だった理由。それは、姉ヘミンが5歳の時に行方不明になっていたため、ヘミンに似た少年チ・ソジュンをヘミンの両親が、養子に貰ったのだ。
その後、ヘミンは見つかり、一件平和が戻って来たように見えたが・・。
ここも、個人的には自分の代わりに養子になったチ・ソジュンをヘミンが憎む理由は分かるが、あそこまでやるかなあ、と思ってしまったよ・・。-
・古い、写真館の主が言った”余り、過去を変えると、代償が起こるよ・・”と言う言葉。彼は誰だったのだろう。
ー そして、様々なシーンで起こる“代償”。
過去を変えると未来が変わるというのは、SFで良く使われる事だが、”代償”と捉えた事は斬新だった。-
<とまあ、ドラマを見ていないのでイロイロ書いてしまったが、最初は時を越えたラブストーリーかと思っていたら、ミステリー要素もドンドン入って来て、先の読めないストーリー展開を楽しんだ作品である。
オ・ハリンを演じたキム・イエリムさんや、チ・ソジュンを演じたホンソクさんは、韓国アイドル何だね!(そんなことも知らずに鑑賞・・。)
それにしても、日曜日の午前なのに271人入れるスクリーンに、お客さん二人ってどうなのよ!
ここは、一つ他の地域の状況を教えて頂きたいモノである。>
共感ありがとうございます。
確かに所々「あれ?何で?」のような所がありましたね。オリジナルは25分の16話らしいから、2/3はカットしててあれだけわかるならたいしたもんかな、って思います。
時間作ってオリジナルの16話を観てみようと思います。
ちなみに、私の観た回もガラガラで2/154でした。
ツッコミどころはあったけど…正に!
話の展開の仕方はなかなか面白かったです。
私は土曜日の午後、新宿の232席の劇場で鑑賞しましたが、3割前後の入りでしたかね…男性もそこそこはいましたよ。
こちら大阪市ですが、きのう(28日)、330人ほど入れるシアター9で65%埋まり、大半が女性の方(男性の方は私含めて数名?)という構成でした。
今は全席座れますが、みなさん空気を読んで飛ばし座りをしていたので、その意味では65%というのはもう少し多いようにも思えます。