「余り物の大切さ」狼たちの墓標 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
余り物の大切さ
2017年韓国は江陵を舞台に、リゾート開発の利権を巡り巻き起こる抗争の話。
この地を治める組織の大物会長と、直下の三義兄弟に、謀反を起こし新興勢力を築いた男が絡んでくるストーリー。
:兄弟分3人もキャラが立っているけれど、良く咆える犬はやっぱりね。
ちょっとゴッドファーザーとか意識してますかね?言い過ぎか。
結構固茹でのノワール作品でかなり面白かったし好みの作品ではあったけれど、長兄にもっと哀しさがあったらなお良かった様な。
そして何よりミンソクも表面的な恐さより、もう少し頭でみせる恐ろしさとか、曲がっていても身内に対する情みたいなものをみせるところがあったらね、と非常に勿体なく感じた。
まあ、なんだかんだ言っても最初から最後まで熱かったけど。
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