劇場公開日 2022年7月8日 PROMOTION

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X エックス : 特集

2022年6月27日更新

【この夏、みんなで“殴り込みたい”ホラーはコレ】
超ヤバい、でもなんか快感…“怖さの向こう側”を
ぶっ観せる究極のエクストリームライド・ホラー!

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ちょっと待って、何この映画!? 7月8日公開の「X エックス」は、“開いた口が塞がらねえ”くらい究極のエクストリームライド・ホラーだ。

物語は、史上最高齢の殺人夫婦が住む屋敷に、三組の若いカップルが迷い込んだ……というもの。しかもスタジオは「ミッドサマー」などのA24だ、ふむふむ面白そうじゃん?とか思いながら観ていると、予想を上回る説明不能の恐怖が襲いかかってくる。

ホラー映画の怖さには、まだ向こう側があった――! この特集では「X エックス」のあらすじ、感想を交え、その魅力を詳述していく。この夏、みんなで本作を観に、映画館へ殴り込もう!


【予告編】“狂ったように面白い”――

【死ぬほど快感】ホラーの怖さには向こう側があった
史上最高齢の殺人夫婦と、鼻息荒い若者6人が出会った

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まずは見どころを解説! 文字での説明でどこまで伝わるか自信ないけど、できる限り頑張ります。


[あらすじ]

1979年、テキサス。三組のカップルが、映画撮影のために借りた田舎の農場へ向かう。彼らはそこで、「農場の娘たち」というタイトルの、芸術的かつ背徳的かつエロティックな傑作を創出しようと画策していた。

一組目は、女優のマキシーンと、そのマネージャーで敏腕プロデューサーのウェイン。二組目は、ブロンド女優のボビー・リンと、ベトナム帰還兵で俳優のジャクソン。そして三組目は、自主映画監督の学生RJと、その彼女で録音担当の学生ロレイン。

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この映画でスターになり、大金を稼ぐ。そんな野心が丸出しだ。三組のカップルを農場で出迎えたのは、みすぼらしい老人のハワードだった。信じられないほどの悪態をつきながら、宿泊場所として提供した納屋へ案内してくれた。

一方、マキシーンは、母屋の窓からこちらを見つめる老婆パール(ハワードの妻)と目があってしまう……。

彼女たちが足を踏み入れたのは、なんと“史上最高齢の殺人夫婦”が棲む家だった――。

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[ヤバすぎ]迫りくる最高齢殺人夫婦! “世界最恐”は怪物でも幽霊でもなく、この人たち

この映画で最も怖いのは、この老いまくった殺人夫婦! というか、夫ハワードの初登場シーンは「ライフルを構えながらカップルを招き入れる」なので、ハワードがヤバい奴なのかと思いきや……本当にヤバいのは、いろいろあって妻パールのほうだったから恐れ入る。

ネタバレになるうえに、できるだけ多くの観客に初見でこのショックを味わってほしい(こんな気持ちになるのが自分だけなのは嫌)ので、詳述は避ける。しかしながら、鑑賞の準備を始めているそこの“あなた”は覚悟しておいたほうがいい。この世で一番怖いのは、幽霊でも怪物でもなく、このじいさんとばあさんなのだ――。

終盤には史上最悪の俯瞰映像が刻まれており、脳がぶっ飛ぶような衝撃シーンが都会のコンビニくらいの頻度で出現してくる。「ホラー映画の恐怖には、まだこんな種類の恐ろしさがあったのか」、そう震撼するはずだ。

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[Xの意味とは?]説明不能の快感へ導く…エクストリームライド・ホラーを体感せよ

公式ホームページには「Xの意味」についてこう書いてある。「X――それは、秘密のX、極限のXTREME、快感のXTC、未知なるXFACTOR・・・?」。

要は、秘密・極限・快感・未知を示す、ということ。すごいのは、それらの要素が個別に観客へ迫りくるのではなく、いっぺんに押し寄せる点だ。

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スクリーン上には“生”と“性”と“聖”が混ざり合う過激な展開が映し出され、観る者の全身に根源的な恐怖と本能的なカタルシスが駆け巡る。怖い、ヤバい、でもなぜか気持ちいい……。

一度乗ったら降りられない、わけのわからない快感を味わえる“エクストリームライド・ホラー”は、大勢で観に行けば楽しさがMAXになるはずだ。

ああ……鑑賞前後で、いい意味でも悪い意味でも、人生が変わってしまったように思う。ともかくすさまじい……。

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[怖い、だけじゃない]70'sファッションが映える! 画面の隅々も“カワイイ”!

性別問わず“カワイイもの好き”はチェックして欲しいのが、画面を彩る1970年代感。主人公ミアが着るボーダーのチューブトップなどのファッションから、冷えたレモネードを注ぐ水差しといった小物など、印象に残るレトロでキュートなモチーフが多数登場する。

ここは文字情報だけでなく、画像を見てもらえればより感覚的に分かると思う。

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[評価もめちゃ高い]辛口批評サイトも大絶賛! 手掛けたのは、あの「ミッドサマー」のA24

本作が全米公開されるや否や、熱気に満ちた高評価が続出。ホラー界の重鎮作家スティーブン・キング(「IT」「シャイニング」など)や、「ベイビー・ドライバー」「ラストナイト・イン・ソーホー」などのエドガー・ライト監督が、まずもって熱い支持を表明した。

さらにさらに、辛口で知られる世界的人気批評サイト「Rotten Tomatoes」でも! 96%フレッシュで「今年最高評価のホラー映画」(2022年4月19日時点)に!

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手掛けたのは「ミッドサマー」などキレッキレの作品を連発する最注目スタジオ「A24」。海外メディアも「楽しい恐怖のアトラクション」(Variety)、「狂ったように面白い」(Bloody Disgusting)と熱狂に次ぐ熱狂で、青天井の高評価も納得できる。

パート2もすでに極秘で撮影されており、シリーズ化も確定しているため、この意味不明の楽しさはまだまだ長く続きそうだ。

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[結論]この夏、みんなで映画館に殴り込もう! 鑑賞後は輪になって話そうよ、ね…

以上、いろいろ語ってきたが“まとめ”といこう。1人でももちろんOKだが、グループやパートナーと一緒に映画館へ行き、アトラクションのように楽しんでほしい一作である。

そして意味不明の快感を味わったあとは、本編の若者たちと同じように、輪になってチルしながら感想を語り合ってもらいたい。 良い・悪いはこの際無視して、脳髄にキた衝撃が何だったのか、考えてみてほしい。

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【ファイッ】史上最高齢殺人夫婦 VS ホラー界の偉人
もしも戦ったらどうなる? 勝手に予想してみたから

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“最悪すぎる悪役”こと殺人夫婦(夫ハワードと妻パール)。特に身体能力に秀でているわけではなく、ずば抜けてIQが高いわけでもない。

しかし、夫婦はある“特殊能力”を振りかざして他者の命を奪い、その日まで生き延びてきた――。


[ラウンド1]殺人夫婦 VS 「ドント・ブリーズ」スポイトじじい
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 →勝敗予想:“ある特殊能力”で殺人夫婦の勝利になるだろう……

リングとなる古ぼけた家屋に、「X エックス」の殺人夫婦と、「ドント・ブリーズ」シリーズの盲目の老人(通称:スポイトじじい)が転送されてきた。唐突にゴングが鳴り響き、ややあって「これからあなたたちには戦ってもらいます」とのデスゲーム的なアナウンスが流れた。

熱戦の火蓋が切って落とされたのだ。

急な出来事に、さすがに戸惑う二組の殺人マシーン。とりあえず相手は盲目のようだし、夫婦は彼をテーブルに招くことにし、お茶を出す。しばし談笑、身の上話や持病の話で盛り上がる二組の殺人マシーン。

と、夫ハワードがトイレへ立ったとき、妻パールに異変が。突如、スポイトじじいにしなだれかかって……。スポイトじじいはギョッと身を固め、これを拒否する。その瞬間、殺人夫婦の“特殊能力”が発動、スポイトじじいに待っていたのは“パニッシュメント(罰)”。

次の朝日を迎えるまでもなく、殺人夫婦の勝利が決した――(ちょっと待ってくれ、何があったんだよ!)。


[ラウンド2]殺人夫婦 VS 「悪魔のいけにえ」レザーフェイス
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 →勝敗予想:“あの技”が決まったなら……またも殺人夫婦の勝利か?

殺人夫婦が居残る家屋(勝ち抜き戦なのかよ)に、次はチェーンソーを持った大男が転送されてきた。「悪魔のいけにえ」シリーズのレザーフェイスだ。夫婦には子どもがいないため、レザーフェイスをまるで“我が子”扱い。甲斐甲斐しく世話を焼き、たくさんの手料理を振る舞い始めた。

と、家屋が突然、停電した。夫ハワードが地下室へ懐中電灯を取りに行くと、またも妻パールに異変。レザーフェイスにしなだれかかり(またかよ!)、うっとりと目を閉じた。レザーフェイスは事態をうまく飲み込めない。混乱しつつもこれを拒否する。

その瞬間、殺人夫婦の特殊能力が発動……床には血まみれのチェーンソーが転がり、それを見下ろす形で、返り血を浴びた妻パールが仁王立ちしていた。またも殺人夫婦の勝利だ――(何があったんだよ、ちゃんと教えろよ!)。


[ラウンド3]殺人夫婦 VS 「IT」ペニーワイズ
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 →勝敗予想:最終奥義“●●●すれば●●”! やっぱり殺人夫婦の勝利だろぉ!?

殺人夫婦がまたも居残ることになった家屋(もういいだろ!)に、最後に転送されてきたのは「IT」シリーズのペニーワイズ。しかし今度は、妻パールの姿が見えない。夫ハワードはオロオロしながら、「妻は森の方に行ったのかも。一緒に探してくれ」とペニーワイズに助けを求めた。

「何で俺が……」と嫌々ながらも(ほんとだよ!)、ペニーワイズはハワードとともに森へ(行ったのかよ! 優しいな!)。真っ暗闇の木々の間に目を凝らすと、沼に自動車が突っ込んでいるのが見えた。まるで「サイコ」だ。

と、ここで夫ハワードも姿を消す。入れ替わるように、眼前にヌッと、妻パールが出現する。これにはさすがに驚くペニーワイズ。パールは何の前触れもなくペニーワイズにしなだれかかって……(全部それだな!)。

さらに驚くペニーワイズ。腕を振りほどき、対話による説得を試みるが埒が明かない。やんわり拒否の意を示した瞬間……殺人夫婦の特殊能力の“最終奥義”が発動した。

“拒否すれば死ぬ”――。殺人夫婦が最後の勝利を収め、バトル・トーナメントの優勝も勝ち取った(全部勝っちゃった。無敵だな! 意味わからないけど無敵だな! ていうか何なのこの文章? 怪文書? 何? ちゃんと説明しろよ。駄馬が!)。

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