X エックスのレビュー・感想・評価
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何だかすごいものを観たような。
2023年に公開された「パール」を含む3部作のうちの1つと知って鑑賞。
殺人鬼である老夫婦の人格やストーリーも割と描かれているので新感覚なホラーでした。ビジュアルもオシャレでマキシーンが湖で浮かぶシーンが美しかったです。
やはり女性はいくつになっても美しく特別でいたいものなんですよね。。
サクッと殺るところをサクッと観られて爽快
ヒップホップ的
三部作の二作目「パール」を観ようと思ったけど、どうせなら最初から観ようと思いアマプラで鑑賞。
みんな大好きA24制作のホラー映画で、舞台は1979年のテキサスの田舎。そこの農家にポルノ映画の撮影に訪れた6人の男女が史上最高齢のシリアルキラー夫婦に襲われるという物語なんだけど、ホラー好きなら「悪魔のいけにえ」などの1970年代スラッシャー映画を現代でやろうと作られた事はすぐにわかると思う。
実際、映像や衣装・小道具に至るまで当時の物を揃え、出演者もちゃんと当時の人に見えるしね。
ただ、そこで終わらないのがA24。70年代~80年代のホラー映画オマージュを散りばめつつ、前半と後半で同じ構図やシチュエーションのシーンを韻を踏むように重ねていく。
いわゆるヒップホップ的な感覚で70年代スラッシャー映画を現代的にアップデートしているし、そこにしっかりテーマを盛り込むところにA24 味を感じた。
ただ、あえて言えば前半を丸々後半へのフリに使っているので、やや、かったるく感じてしまったかな。
年老いても愛されたい欲情
この映画を語る上で純粋に凄いなあと思ったのが主演のミア・ゴス。マキシーンを演じる時は高めのトーンで喋り、老女パールを演じる際にはトーンダウンしてわざと声を低くして喋る等のトーンの使い分けですが、パールが気分が高揚した際に若干キーのトーンが高くなったなあ以外は、うまく分けながら演技されているのが良かったです👏
見ていて思ったのがパールの愛に対する底無しの貪欲さ。夫が心臓病を患っていてもなお、私のことを愛しているなら、と言ってS⭕Xを求めるってね…若者がやっているのを見て欲情?発情?
パールは年老いても誰かに愛されたい、強く求められたい、だから暴走しちゃうというのが、凄くよくわかった作品でした。誰かに認めてほしいという長年パールが抱いてきた承認欲求からきているのかもしれません。そのあたりは、続編となるPearlパールを見て頂いたら全てが繋がります。
パールのその後の話でもあり物語のつながりでもあります!
前日のその後の話ですが。これはホラーかそれともサイコチックな映画なのか思う中で
老婆のおばあちゃんとおじいちゃんの狂気を描いた話ではないかと感じました。
なので。主人公とその他がターゲットとして狙われたのもおかしくないと感じてしまうのは僕だけなのでしょうか?
最近こういう映画しか見てなくて変に感じてしまいますが。
なんだろうサイコチックな映画って
どうして共感してしまうんだろうと思ってしまいますが。
恐怖と怯えと狂気が人間を変えてしまうことに関してもなるべく把握してしまいました。
だいたいあんな農場でおばあちゃんとおじいちゃんが暮らしていてそこに若い学生たちが来ると何の目的で来て何のために部屋を貸して住み始めるのかもおかしいと思いました。
普通ならあり得ないしあり得もしないけど殺される覚悟で来てるのが承知でしたね
なんなら最初からそういう覚悟で来たってことで良いのかな。
ストーリーとキャストの演技も良かったしストーリーの充実としたホラー映画にはかなりみどころがたくさんありましたね
ですが。主人公とそのおばあちゃん役を1人2役演じていたのが
凄すぎだしこんな役を演じるのも凄いと感じました。
それにしてもグロテスク過ぎるのとところどころビビりましたね
ラスト多分繋がりそうと僕は判断をしてるため次なる作品でクライマックスになるかもしれませんね
その前に今年公開のパールを楽しみにしながら待ちたいと思います。
老人のいけにえ
ミア・ゴスを観る映画
何歳になっても欲望は変わらず
老人の殺人鬼
老いが怖い
若者に嫉妬した老人が殺人鬼になるだけのホラー
どうやら三部作のようですが、はっきり言って、この作品単体ではホラーとして駄作と言うしかない出来です。
革新的なポルノ映画を撮るために農家を借りに来た若者たち。そこで排他的な老夫婦に襲われて殺されて行くという内容ですが、展開に何も意外性が無い、よくあるB級ホラーでしかなく、「性に奔放な若者に嫉妬した老人が殺人鬼」と言う点がやや珍しいだけです。
冒頭の事件現場で保安官が何かを発見して衝撃を受けているシーンがあり興味を惹きますが、結局、後半で単に殺された死体が吊るされていたと分かるだけで、まったく謎の伏線として機能していないし、何をそんなに意味深に冒頭に持って来ていたのか意味不明。ホラーだからこんな雑な伏線でも許されてるだけ。
最初の殺人が起きるまで一時間以上も掛かっているし、その後のテンポも悪く、まったく意外性の無い殺人シーンがダラダラと続くので、終始イライラさせられた。結局、最後まで何も意外性のある展開にもならず仕舞い。
ことさらに老人と若者を対極的に見せる事で、老いの虚しさをテーマとしているみたいだけど、単に老人の嫉妬による身勝手な殺人ばかりを見せられても、老いる事への恐怖感や虚無感、若さへの憧憬など何も伝わって来ません。
ラストの宗教団体のテレビ放送が唯一のどんでん返しみたいだけど、これも正直、二部への伏線なのか、よく分からないオチ。はっきり言って、よくある安っぽい殺人鬼ホラー以上のものには思えませんでした。
ホラー克服計画①
A24印なら..!とホラー映画克服の第一歩としてチョイス!
案の定、いちいち洒落てる~!
定点からぐーっとゆっくり広がっていくオープニングに始まり、ノリノリになれる音楽、マキシーンたちのファッション、点滅するようにチカチカ切り替わる場面、多彩なカメラワーク..。そうそうこれだよね~と"ザ・A24"演出に目を奪われる前半から、事態は徐々に血生臭くなっていく。
「かつて」の美しい姿が見る影もなくなってしまったパールと「これから」もっと美しくなる!と燃えるマキシーン。1人、また1人と殺されていく仲間たちを横目に見ながら、やっぱりこの2人の境遇を重ねずにはいられなくなる。メラメラの野心はお互い様だが向いている方向が異なる2人。なんで私の美しさが分からないの!と若者を手にかけていくパールは「過去」、私はこんなもんじゃない..こんなとことでくすぶってる女じゃない..私はセックスシンボルなの..!と自分に言い聞かせるマキシーンは「未来」に思いを馳せている。この対比がまぁ強烈。からのあのラストだもんね..。あの後、マキシーンは一体どんな存在になっているんだろうか?誰もが羨む美を見せつける女優?はたまた未だ売れない女優のまま?どちらにせよあの"野心"をエンジンにしてひた走っていることだろう。シリーズ3作目が気になる..!
その前に、パールの過去が描かれる『Pearl/パール』を劇場で見ようと思ったのに!最寄りの劇場ではもう少し先の公開になる模様。A24様にホラー克服お手伝いして頂いて、この絶好の克服チャンスをモノにしてみせます👊
怖いんだょ〜
ジェナ・オルテガの多彩な演技
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