劇場公開日 2022年7月15日

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ボイリング・ポイント 沸騰のレビュー・感想・評価

全117件中、81~100件目を表示

4.0カメラワーク

2022年7月23日
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90分ワンカット撮影での作品ですが、カメラワークが良いと思います。その時のメインから次のメインへの移動がスムーズでワンカットであることを逆に忘れてしまう展開でした。面白いスタッフや客が多くいるのに、それが仇なのか深掘りできていないのと、達成感的なものが何も無いのが残念です。ドキュメンタリーなら良いですが、あくまでも作品としてならオチが欲しいかな。

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ごっとん

4.0飲食店あるある

2022年7月23日
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鑑賞方法:映画館

90分ワンショットという冒険的な手法で撮られており、それはそれは大変だったろうと思われるが、どれほどの意味があったのかは疑問。
映画としては飲食店あるあるが詰め込まれており、ハラハラはするものの、事前に思っていたようなコメディ方向へではなく案外ヘヴィな方へ着地してしまうため、ちょっと戸惑った…
面白いんだけどね…

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ぱんちょ

3.0もっとしっかり決着をつけてほしかった

2022年7月22日
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レストランでのてんやわんやを描くのに、ワンカットという手法が活きているし、計算され尽くしたカメラ移動=場面転換で、間延びした感じが一切ないのも、技能賞や努力賞ものだろう。
ただ、主人公のシェフが、どうしてそこまで追い詰められ、ストレスをためているのかが、今一つ、実感として伝わってこない。あれぐらいの忙しさやトラブルは、人気レストランであれば、当たり前のことなのではないか?
ラストが、唐突で、尻切れトンボのように感じてしまったのも、そのせいだろう。これは、シェフだけでなく、従業員や客にも言えることで、せっかく個性的な面々を登場させたのに、「それで、どうなったの?」が描かれないのは、あまりにも物足りない。
どうせなら、あと10分くらい上映(撮影)時間を延長して、広げた風呂敷をたたんでくれれば、あるいは仕込んだ伏線を回収してくれればよかったのにと思ってしまった。

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tomato

3.0ポンコツ?一流?客はポンコツばかりだな…

2022年7月21日
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鑑賞方法:映画館

難しい

「つ、疲れたぁ」💦
最初から最後まで観てる自分もストレスが溜まるだけ…
オープンキッチンのせいなのか、あまりにも臨場感があり過ぎて
まるであの厨房やホールで働いてる様な感覚に…
自らも12年シェフ経験があると言う監督のリアルさ真っ向勝負感は受け入れたいが
どうにもこうにも倦怠感しか残らないのが哀しい

腕はある料理人なのは確かみたいだからこそ!
煌めく料理の数々をもっともっと映像の中で見せて欲しかった💦
スーシェフの堪忍袋が切れたのもよく分かる…
彼女は独立すべきだ!
彼女の頑張りと才能に星⭐️オマケ…と
ドキュメンタリーを観ている感覚感想になっちゃいましたが😅
ん〜配信の作品でもいんじゃない?と、個人的には思ってしまいました🙇‍♂️

観賞後、ストレスからか😁ゆっくり食事が出来るレストランに立ち寄り食いしん坊万歳しちゃいました!

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ねもちゃん

2.5なぜ、邦題が沸騰?

2022年7月21日
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鑑賞方法:映画館

沸点ですよね
これに達したから・・・・のお話だと思うのですが?
撮り方や話の内容的には面白いと思いました
が、どこかに「3時間のフルコースを90分で」とかあったので、料理的なこともかなり期待していたのですが残念でした
あれで100組が捌ける?
あの料理が美味しいの?
あれが腕の良いシェフ?
ほとんど料理してないじゃないですか!
それと、このコロナのご時世、料理に唾が飛びまくりそうなのが気になりました

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シネパラ

5.0この映画は観客の心の余裕度で評価が変わる

2022年7月20日
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最近はCGに予算をかけた大作ばかり見ていましたが、久しぶりのミニシアター作品に衝撃を受けました。

正直なところこれは人を選ぶ映画です。
今現在の心の余裕がなく、自身のやるべきことに追われている方、
レストランを含む接客業に従事し、そこでストレスを多く抱える方、
美味しそうな料理をみたいと、「アイアン・シェフ」感覚なものを期待している方
などからすれば、主観も入り自ずと評価は低くなると思います。

この映画のテーマは人の生きづらさや、心の葛藤をワンカットで描き、人生において本当に大切なものは何かを考えさせることにあります。
そのため、例え舞台となるのが病院であろうとアパレル店であろうと、同じ手法や同じテーマで描くことは限りなく可能だとは思います。しかし、従業員と客のバックグラウンドや、労働環境の過酷さとそれに見合わない賃金など、このテーマに最も適した環境がレストランの厨房だっただけ、といった感じです。

街の片隅の小さなレストランの1日にも、様々な人種や言葉の訛りが伺え、そこは汚い言葉や涙、嫉妬心などで多くの感情が沸騰状態であり、それぞれの葛藤や生き方に心を動かされました。

私はまだ学生で社会に出ていませんが、この映画のように過酷な環境や生きづらさの中で必死に生きる方々が少しでも報われれば嬉しいです。
大人になるにつれて、おそらくこの映画の感じ方が変わっていく気がするので、何年か経ち次のステージに来たときにまたみたいと心から思います。

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ミラクルマン

3.5たまたまレストランであっただけ

2022年7月20日
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知的

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Masatoshi Matsumoto

3.5え?これで終わり?

2022年7月20日
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え?これで終わり?

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jung

3.5人生でレストランで働いた人は少なくないだろう。人気高級店で最も繁忙...

2022年7月20日
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鑑賞方法:映画館

人生でレストランで働いた人は少なくないだろう。人気高級店で最も繁忙時のクリスマスのロマンティックな奥で繰り広げられる戦場のような現場を90分ワンカットぶっ通し長回しでのハイスピード感とともに役者陣の迫真の演技、映画鑑賞に肥えた玄人好みの作品、非常に評価も高い映画。

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masayoshi/uchida

2.0だめだこりゃ(ちむどんどんしない)

2022年7月19日
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カールⅢ世

3.0苦味と辛味が効いた料理はいかが

2022年7月19日
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 厨房を中心としたワンショット90分だからスリリングでタイト。が、人間のイヤな部分をアレやこれやと見せられる。苦味や辛味を思いっきり効かせた料理の後味は、よろしくありません。

 衛生監査員の厳しいチェックのシーケンスから始まるが、何か自分が注意されているようで居心地が悪い。
 その後も、父親のオーナーの威をかるフロアマネージャーの娘とか、遅刻しても悪びれないスタッフが登場するし、「金払ってるんだから、注文付けるのは当然だろう」を地で行くオヤジが登場して、気分は悪くなる一方。

 人間ドラマとしては、よくできておりますが、こんな料理は食べたくありません。

 絶品のサワークリームはどうなった?

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bion

4.0割と早く観れました

9さん
2022年7月19日
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面白かったです
ジャンルとしてグルメや料理やワンショットというよりレストラン物なんですね
レストランの内側を覗き見してる気分で楽しかったです

飲食経験あるらしい監督の出来上がった料理に対する興味の無さは好感がもてました
初見の人物達や人間関係に認識持つには悩みや軋轢が潤滑油になるのは皮肉ですね

怒ったり争ったりする人達が愛おしいのは、その人達が本気で本音で偽りないと感じるからでしょうか

身近にいるアル中や薬中との付き合い方。時々 自分が相手をダメにしてるのかと悩んでみても、多分 自分が離れても別のダメにする人が現れるだけって気が付いてみたりとか

人種差別が日本では他人事に思えても、そういう気持ちは絶対に自分の中にあって。そういうのと向き合わないと永遠に問題はなくならないんだと考えさせられたり

軽く食物アレルギーあるんだけど、その日の体調によって食えたり食えなかったりするんだよなとか

問題に対して安直な最適解を提示したラストも、観客を突き放すというより むしろ非常に寄り添ったものです

沸騰した液体は減っていきますが。気体になって広がっていくのに必要な95分だったと思います

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9

4.0いやー凄い!脚本の妙よ!!

2022年7月18日
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連休最終日、何か観たいなと本作を観てきました。
(長回しという情報だけ頭の片隅に入れ)

いやはや連日の鯨飲で眠たかったのですが、見始めれば全く眠気を感じない心地よいテンポでストーリーが展開し、良作でした。

色々深読み系の方は、かなりオススメです。(恐れながら、他の感想が余りに見当違いで…)

ネタバレにならない程度で言うと、1.遅刻魔の洗い場担当がクビにならない理由、2.頻繁にかかってくる電話、3.多分だが英国英語でない主人公、4.オーナー娘への本当の相談内容、等々それぞれのキャラについて、予想・想像しながら観ると楽しめると思います。
他にも、イケすかないユダヤ人(中指が欠損しているのも意味があるかと)、仕事をしないホール係(kidsと女優志望、ゲイDJ)など字幕では表現しきれていないブラックな内容がありそうです。

個人的にオーナー娘の言われっぷりが爆笑ものです笑
ホールと厨房の軋轢も、仕事をしている方なら「分かる〜」となる事必至です。
余り、事前情報無しで観た方が良いと思います。(上記書いておいてですが(*´Д`))

サスペンスなど心情を考えて観る!!って方は是非観て下さいませ!

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白長須鯨

3.0ジャンル映画だな

2022年7月18日
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ワンカット長回しの作品を観てると「もう、カット割ってくれて、いいよ」と思うの。
「長回しで撮りました!」って作りて側の自己満足意外に何も感じないしね。
「長回しでなければいけない」ってないんだよね。

この作品は、長回し作品のなかでは、良くできてたよ。
『いかにも長回し』っていう無理がなくて、「どうなるんだろう?」って観ていられたしね。

でも長回しって、結局、意外な設定をいれておいて、それを説明して、そして意表を突いていくっていう、それだけになるね。
長回し作品としては面白かったけど、じゃあ、カット割って、普通の作品にしたらどうかっていうと、別に面白くなさそうだったなあ。

ゾンビ映画やサメ映画と同じく、ワンカット映画もジャンル映画として観るのが良さそうと思ったよ。

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Scott

3.0ちょっと高望みしたのかも

2022年7月18日
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アイデアはとても面白い、と思ったのだけど、そして飽きさせないのだけど、そして、ワンカットにこだわった勢いはあるのだと思うのだけど、その上で何を見せてくれるのかと思ったら以外に小さな悩みというか、さほど大きな悩みではないのでちょっと高望みしてしまったか、と。そして比較的イライラさせる人が多いのが難点でしたかね。狭いレストランでこそもっと大きな外側を見たかったのかも。
ちょいちょい笑わせてくれるのはSNSの存在。世界中どこでも頭の悪いキャラのマストアイテムです。

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ONI

1.5迷惑千万なだけで辛い

2022年7月18日
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persimmon orange

3.0料理がまずそう

2022年7月18日
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他の方もご指摘されていますが、満員御礼の有名店のわりに料理が超まずそうでした。本場のイギリス飯は拝見したことがないのですが、色味が一緒で燃やし過ぎに見える。そんな本編とは全く関係のない点が気になり過ぎて、あんま話自体に入っていけなかったです。すまん。でもフィッシュ&チップスは超好きですよ。

内容については特に大きな起承転結はありませんが、日頃抱えていた鬱憤(火種)がよりによってクリスマスの日に大爆発する話と言いますか。
社会人的な視点で見ると、マネージメントできる人間が皆無だとこうなるよ、と言うか。個々人に感情移入出来るほど深く掘り下げられていないので、それまでですね。
90分一発録りという偉業がなければ、見過ごされてしまうような映画かもしれません。

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BONNA

5.0崩壊。

2022年7月18日
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餃子

4.0トラブルまみれの90分間ワンショットに釘付け

2022年7月18日
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悲しい

興奮

90分のワンショット撮影が公開前から話題になっていただけあって、公開2日目の朝10時開演の回でも客席は8割方埋まってた

イギリスの人気レストランのとある夜。トラブル続きの90分間を、まったく違和感なくノーカットで描き切っているのは、前評判通りで圧巻
お店のスタッフたちはそれぞれ問題を抱えていたり、現状に不満を持っていたり、方やお客も嫌な客や迷惑な客がいたりと、群像劇としても楽しめる

後から後から湧いてでるトラブルに、そもそもオープニングからいっぱいいっぱいのオーナーシェフがどんどん疲弊し追い詰められ、予想外の結末へと物語は突き進んでいく

この結末は予想外&あんまり腑に落ちなかったんだけど、鑑賞後に思い返してみると、オープニングから伏線は貼ってあったし、90分間リアルタイムで描いた意味はここなのかな、と感じられた
「自分が悪いことは分かってる」って冒頭のオーナーシェフの言葉が後で効いてきた

ワンカット撮影を見事成功させた魅力的な役者さんたちの中でも、スーシェフ役の女優さんが特に良かった。次回作も観てみたいなって思う

個人的に気になったのは、飲食業界経験者の私としては、オーナーシェフが持ち場を離れ過ぎだし、フロアスタッフがちょいちょいおしゃべりに興じてて、あの席数で客数を、あんなんじゃ回せてないだろうと思えたこと

とはいえ、リアリティと緊張感、人間模様の悲喜交々が楽しめる、上質の映画でした

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12shiho28

3.5労は認める。ただ、その労が必要あったか?と思ってしまった。

2022年7月18日
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笑える

ワンショット撮影というと、私が観た中だとアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」とサム・メンデス監督「1917 命をかけた伝令」ですね。個人的にはバードマンが好きな作品ではあるのですが、ワンショットの意味があったかというと疑問でした。ただ、時間の進め方や起こることの面まぐるしさみたいな所が体験的に楽しかったというのもあり、娯楽としての意味が十分あったと思いました。

「ボイリングポイント/沸騰」に関しても、私はそういうものを期待していました。一流料理店でのてんてこまいが目まぐるしく展開されるジェットコースターな映画を。ただ、その期待は微妙に外した作品だなぁと思いました。
一番違うと思ったのは、一流の人たちがプロフェッショナルさで地獄の運営を乗り越えていくのではなく、色んな理由でポンコツな連中がそのポンコツさで事態が悪い方へ向かっていくという所でした。勿論、一流料理店ならではの苦労は描かれていたのですが、そこにあまりに多くのポンコツさが内混ぜになってしまっているために、料理店の苦労として飲み込みづらい事になってしまっていると思いました。これもある意味では地獄の運営を乗り切るという事なのかもしれないですが、イマイチどう観てやったらいいのかが分かりませんでした。運営の大変さなのか、人間関係の大変さなのか、個人個人の怠慢の問題なのか。要素は色々あるけれど、結局何が言いたいのかは、散漫になってしまったような印象を受けました。
個人的にワンショットにするなら、運営の大変さに絞った方が上手くいったと思いました。他のドラマ部分をやるなら、カット入れた方が別の場所でのドラマを展開させてレストランに集約していくみたいに、もっとドラマチックに演出することができると思うので、そこは撮影手法に対してシンプルに整理した方が良かったと思いました。

ただ、厨房とウエイターの軋轢や、料理シーンなど、愛おしい所も色々ある作品だったので、それなりに楽しめました。あと、ラストには「ええーーー!?」と、心底久々にビックリしました。この「ええーーー!?」を体験するだけでも、行っても悪くないかなぁと思います。

では、また。

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