「新たな“ブリジット・ジョーンズ“」セイント・フランシス T A.さんの映画レビュー(感想・評価)
新たな“ブリジット・ジョーンズ“
シュールで、一種グロテスクなシーンが冒頭から散りばめられている。生理、出血、中絶、ゲイや差別…etc,。
日常に嫌気がさしたり、自己嫌悪で落ち込んだり。主人公ブリジットも周囲の人間も、皆、えっちらおっちら、息切れしながら生きている。でもその細やかな頑張りや品位を、誰かが認めて応援してくれたら、また新しい一日を迎えることが出来る。
"等身大ヒロイン”はブリジット・ジョーンズのみにあらず。こちらのブリジットも一生懸命に奮闘している。
なんといっても子役が上手い。観客は、子供の存在はそれだけで“セイント=聖なるもの”であることを、ブリジットと一緒に納得してしまうのだ。
コメントする