「【”相乗効果”1960年代、フォークとロックが融合して、素晴らしい楽曲の数々が生まれて言った経緯を、ジェイコブ・ディランが追ったミュージックドキュメンタリー作品。】」エコー・イン・ザ・キャニオン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”相乗効果”1960年代、フォークとロックが融合して、素晴らしい楽曲の数々が生まれて言った経緯を、ジェイコブ・ディランが追ったミュージックドキュメンタリー作品。】
ー 私事で恐縮であるが、年代的には1960年代の事はリアルタイムでは、知らない。
但し、今作でインタビューもしくは取り上げられたバンドが、
「ザ・バーズ」
「ザ・ビーチボーイズ」
「ザ・ビートルズ」であり、その他現役ミュージシャンでもベックが重要な役割を果たしていた事から、すんなりと楽しく鑑賞出来た。-
◆感想
・ボブ・ディランを父に持つ、ジェイコブ・ディランが故トム・ペティ・・(エンドロールで、トム・ペティに捧ぐと、テロップが流れる。)エリック・クラプトン、ブラィアン・ウイルソン(お元気そうである。)にインタビューしつつ、1960年代から70年代のカリフォルニアの音楽の輝きに迫って行く。
・「ザ・バーズ」「ザ・ビーチボーイズ」「ザ・ビートルズ」の主要メンバーが、海を越えて如何に影響を与えあっていたかを語る部分は、特に貴重である。
「ラバー・ソウル」から「ペット・サウンド」が生まれ、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が誕生する。正の連鎖である。
ー それまで、フォークとロックには隔たりがあり、米英でも同様だったのが、スーパーバンドはその壁を軽々と、乗り越えて行ったのである。
相乗効果とは、音楽でも且つては、起こっていたのだなあ・・。-
<ブライアン・ウイルソンがすっかり貫禄が出ていたが、もう、「ペット・サウンド」のアレンジは止めたんだよね!>
<2022年9月2日 刈谷日劇にて鑑賞>
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