「『ローレル・キャニオン』を観た後では...」エコー・イン・ザ・キャニオン エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
『ローレル・キャニオン』を観た後では...
貴重な映像・写真・インタビューをギュンギュンに詰め込んだ世界遺産的な『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』と続けて観た。作品のタイトルやチラシを見ても両者の違いがよく分からなかったが、コンセプトはまったく違っていた。
共通項は60年代後半のローレル・キャニオン、そしてウェストコースト・ロック。
今作はアンソロジーではない。
ボブ・ディランの息子のジェイコブ・ディランがレジェンドたちにインタビューし当時を振り返る。
ネクスト・ジェネレーションの代表格トム・ペティからスタート。ブライアン・ウィルソン、リンゴ・スター、エリック・クラプトン、スティーヴン・スティルス、デイヴィッド・クロスビー等の言葉に熱くなり、ロジャー・マッギンの名人芸と言える弾き語りに痺れた。
アナザーサイドとして、ジェイコブが中心となり当時の音楽に影響を受けたアーティストたちを集めてのトリビュート・ライブとアルバム制作の企画から実現までを追う。
ジェイコブにベック、ノラ・ジョーンズ、フィオナ・アップル等のリスペクト溢れるパフォーマンスも悪くない。
、、、が、やはり見劣りする。『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』が凄すぎた。
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