「30年前の謎が解けた。」シェイン 世界が愛する厄介者のうた じゅんすぺさんの映画レビュー(感想・評価)
30年前の謎が解けた。
ポーグスを知ったのは高校時代、その頃愛読していたサブカル誌「宝島」で連載していた岡崎京子の4コマ漫画にバンド名だけ度々出てきたからなんとなく気になる存在に。
そして買ったアルバム「堕ちた天使」
とにかくぶっ飛んだ。一音目から。アイルランド民謡meetsパンク⁉️なんだこれ‼️って感じ。
そして上京して初めてのポーグスのライブinクラブチッタ川崎。
当時の記憶ではライブ間近になってシェインのアル中が酷く出演出来なくなったと記憶していたがまさか来日中に飲み過ぎで大怪我してクビになってたとは…今作で30年前の謎がとけましたよ。
でも代わりのボーカルがなんとジョー・ストラマー‼️今思えば逆にレア?だったかも(ロンドンコーリングのアイリッシュパンクバージョンを生で聴けたし)
。
それから20数年後渋谷AX?で再結成したポーグスのライブでやっとシェインリベンジ出来たのでした。
なんか映画の感想ではなくポーグスの思い出みたいになりましたが劇場にいた観客はきっと同じような思い出に浸っていたはず。なぜならまわりは私と同年代か、さらに年配の方しかいなかったから。
そういえば「トップガン マーベリック」もまわりはそんな感じだったなぁ…。
今作でシェインの破滅の原因は酒とドラッグだけではなくバンドの成功と会社の過密なスケジュールだったってことが分かった。
今思えばそれでクビになって良かった。だって下手したらニルヴァーナのような悲劇が起きてたかもしれないから…。
ラストの「また曲を書きたい」のひと言を聞けただけで観た甲斐があった。
でも代わりのボーカルがなんとジョー・ストラマー!
本当ですか!
それは凄いライブだったことでしょうね。羨まし過ぎます
良いお話を教えて頂きありがとうございます♪