ブレット・トレインのレビュー・感想・評価
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真田広之は良かった!!
新幹線内の殺し屋バトルの緊張感と、「ウルヴァリンSAMURAI」のような面白日本を期待しましたが、つまらなくて後悔しました。映画の大部分は殺し屋たちのお喋りばかりで、死ぬ殺し屋の方が少なく騙されたと感じました。歌ありBGMが度々流れてうるさく、俺の選曲格好良いだろ?という感じでこの監督は私には合わないと思いました。新幹線で移動する緊張感やワクワク感はありませんでした。深夜の都市を移動し朝を迎える様は独特のものがありました。今回の真田広之はかなり存在感がありました。
"公式HPで人物相関図は予習しておきたい…"な映画
とても見応えのあるアクション映画でした(字幕版を鑑賞)。
ストーリーは単純なんですが、登場人物が多く、皆んなニックネームで呼ばれるので、カタカナ・横文字が苦手な方は、もしかしたら混乱するかも知れません。
上映時間も約2時間強と長いので、集中力に自信のない方は、あらかじめ公式HPで登場人物とその人物相関を何となくでも目を通しておく事をオススメします。その方が作品に集中が出来、より楽しめるのではないかと思います。
モーレツにおバカ。グローバルにおバカ。
原作は未読ですが、伊坂幸太郎ワールドをハリウッド予算で映像化したら、こんな事になるのかと。限度ってものを無視して弾けまくってて、楽しかったw
結局は「仇討ち」な訳ですが、あの出鱈目な展開かましときながら、スカッとする締め方にはニヤニヤするしかありません。
地味に豪華なキャストも嬉しくなるし、なんと言っても「突っ込んだら負けシナリオ」を最大効果で見せてくれるコメディタッチが好き。
面白かった。
かなり。
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9/14 2回目
「コレは日本じゃない。新幹線じゃない。なさすぎる。なさすぎるにも程がある」ってのを、完全に振り切れなかった1回目でしたが、2回目は、この物語の舞台は、パラレルワールド・ジャパンくらいの気持ちで鑑賞開始。
1回目より、楽しかった!
と言う事で、⭐︎も修正w
ブラピにハズレ無し。列車映画に外れ無し。破天荒な破壊感、スピード感が素晴らしい。ただジジイには情報が多すぎが玉に瑕。
内容がどうたらはどうでも良い。
誇り高き「アカデミー賞さま」には嫌われること間違い無しだが。
基本コメディーベースの痛快殺人アクション
日本が舞台だけれども、伊坂幸太郎原作だけれども、
このド派手、スピード、破天荒感はまさに「ハリウッドの真骨頂」
基本「なんでやねん!」的なアメリカンジョーク的な話術満載のアクション
コメディーベースだから、殺人も「ヤレー!ヤレー!」的なお気楽。
ただし画面の情報量が多く、スピード感が満載だから
「深く考えずに、気楽に楽しむ作品」ただ本来ならこのお気楽感、スピード感
破天荒感が星⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️5つなのですが、情報量が多すぎて▼0・5
あと選曲がごちゃ混ぜなのは最高です!「スクールウォーズに坂本九にカルメン・マキ寺山修司って
ごちゃ混ぜでサイコー。
ブラッド・ピットにハズレ無し伝説「リバーランススルーイット(・・は省略」から
最近の「ワンスアポン・・ハリウッド」までこの人、昔はハンサム【イケメンとは言わない】
一辺倒だったけど、最近は「悪いオヤジ」がよく似合う。
「ドウモ・アリガト」が最高だね。
真田広之久しぶり。渋さが光る。
次から次へと高速列車内でのブラピ主役への刺客アクション・背景が連鎖する。
高速アクションの連続、爽快スピード感が抜群。破壊力も爽快、コメディー路線だから基本セリフが面白い。
字幕がオススメですが、吹き替えでも大差ないだろう。ただ「間」の問題で字幕の元の英語の方が快適かもね。
ハリウッド特有の「飛躍した日本」「中国・韓国との混同」はあまりない
ただ、実際に日本の鉄道で撮影はできない、していないから
リアルではない。酒飲めるバーみたいなのは新幹線にあっても良いけど・・
トイレの最新鋭がアメリカ人には衝撃なのだろう。
ついに、自動車、家電、食い物、コミックアニメに続いてトイレでもアメリカを🇺🇸
大差をつけて追い抜いてしまったね。
所得だけは日本の方が低いけど・・・
なんか富士山の位置が🗻おかしな描写だがそれはいい
刺客が大量登場、列車と駅で大騒動
電車の映画は日本でも「天国と地獄」「新幹線大爆破」の伝統があるが、
デンゼル・ワシントンの「サブウェイ123」「アンストッパブル」のアメリカ🇺🇸の伝統も負けていない。
特殊効果が若干アラがあるのもいいじゃないか、と思わせるスピード感
破天荒感が最高です。アメリカンアクション最高!アカデミー賞クソくらえの快作。
事前に無料リーフ【2種類あり、一つは4ページで10人の登場人物が紹介されている】
読み込んでいったからジジイでも付いてけた
ただ「女性販売員、ヘビ使いのホーネット」はわかったけど
「モモもん」に入っていた2人目の黒人の人?誰?ダレ?
さなだひろゆき
キムラは小栗旬のイメージかな
ブレトレに乗車した瞬間アニメチックに装飾された日本があり、伊坂先生という食材、ハリウッドという料理方法、豪華キャストというエッセンスで最後には爽快感が得られる味の濃いディナー。
レディバグ役がブラピなのも愛着がわくし説得力もある。最後の○顔が傑作。
伊坂先生の描く群像劇は登場人物皆が主人公に見えるのがいいところ。この手の映画はモブ(一般人)が悲惨な目に遭うけど、それがなく悪党や殺し屋同士の闘いで展開していくのが良い。
真田さんはモーコンでの勇ましいスコーピオンの印象が強かったが、今回は殺陣は居合い切りが渋くて最高でした。
真田さんは皆から"ヒロ"と普段呼ばれているらしいので、あの挿入歌だったんですね。
ストーリーは確かにオリジナルが多いですがBKジョークで普段笑わない私がクスリと笑えるシーンもあり程々良かったです。
ただ、個人的には伊坂幸太郎マリアビートルの方がやはり好きなのでそちらも日本人キャストで実写化してほしい。皆さん原作を手にとって読んで頂きたいですね。
コメディ8アクション2
ハラハラドキドキのかっこいいアクションを期待して見ると期待はずれになってしまうかも。
外国の方が日本映画を作るとこんなイメージになるんだ〜という視点で見ると別の意味で楽しかった。
刀でとどめを刺すとかお箸が武器になったり、列車の中のテレビでは舞妓さんの映像が流れてる。
一昔前の任侠映画みたいな場面では桜吹雪が舞う。
売り子さんのメイク。日本人の若い子はこんなイメージなのか(笑)
ありえない場所に厳島神社や五重の塔が。
オリンピックのマスコットみたいな着ぐるみやラッピング車両。
「スクールウォーズ」かよ!ってとことかツッコミどころ満載なんだけど外から見る日本はこんな風に見えるのね(笑)
最後はみかんが仇をとったのね。スカッとしました。
このノリに乗れるか乗れないか、乗ってしまったら降りられない
伊坂幸太郎の原作をハリウッドで映画化、しかもブラピが主役、加えて真田広之も出演。夢のような作品じゃないですか。楽しまなければ勿体ない。
細かいことは気にしてはいけないけど、細かいところまで見てほしい。
伊坂幸太郎原作だけに伏線がいっぱい。
遊び心満載だけど遊んで作ってない(しっかり作られている)から観てる方も楽しめる。
何回観ても面白いだろうな。
音楽も最高。日本語のあの歌とあの歌をバックに繰り広げられるアクションシーン、かっこいいけど笑っちゃった。
このノリに乗れるか、乗れないか。
乗ってしまったらブラピ同様降りられない。
楽しまなければ勿体ない。
プリンスが読んでたペーパーバック、「シブミ」でしたね。
次は吹き替え版観に行こ。
こんな日本に住みたい~
マリアビートルは読んだはずだけど内容ぼんやり、、予告からは全く伊坂小説の雰囲気見えず今回はスルーかなあと思っていたけどザジ・ビーツが出ていると聞いて劇場へ
結論から言うとすごく面白かった、なんちゃって日本だし、原作思い切り変えてるんだろうなー、とは思うんだけど振り切ったおバカ映画にしてるのが逆に良い、デビッドリーチだからかアメコミ感めちゃくちゃあるのもキャラが立っていて殺し屋たちを一瞬で見分けられて見やすい、ホワイトデスが自分のこめかみに銃当てて、弾が出なかったときの変態くさい気持ち良さそうな顔!アメコミでコミカライズしてほしいくらい!
くどいくらいに伏線張って後半回収しまくる所とかも不思議と伊坂小説ぽさを再現していた(しかもブラピが新幹線に乗らなきゃいけなくなった原因がレイノルズ!2秒しか映ってなくても嬉しいサプライズ)
伊坂原作日本の実写化も何個か見てるけど今作が一番上手く実写化していると思った
勿論お金かけてる映像面は比べるまでもないんだけど、脚本や、ストーリーの進め方がハリウッドと日本の映画業界で実力差が出ちゃってる印象、同じ原作を実写化してないから単純に比べられるもんでもないけどね
お目当てのザジが割と出番少なくてちょっとガッカリしたけどそれを差し引いてもおつりがくる楽しい映画でしたー
B級映画のフリをしたコメディアクションの良作
伊坂幸太郎原作の『マリアビートル』の映画化作品。
映画化にあたり若干キャラクターの追加や設定の変更などがなされている。
日本の新幹線を舞台にブラッド・ピット演じるコードネーム「レディバグ(てんとう虫)」を初め裏社会の猛者たちの熾烈なバトルが繰り広げられます。
最初はアタッシュケースの窃盗という簡単そうな任務にさまざまな殺し屋や組織の思惑がからんで来て、アクシデントに次ぐアクシデントに四苦八苦する様がコミカルに描かれています。
その中に幾重にも張られた伏線がラストに向けて収束していくのは伊坂幸太郎氏のストーリーの妙。
それをブラッド・ピットを初めとした豪華出演陣を材料として『デッド・プール2』のデビッド・リーチ監督がB級映画かと思うぐらいの大胆かつ豪快な味つけで調理した絶妙な娯楽作品。
ぜひ劇場でご堪能ください。
ブラピあんど伊坂幸太郎
久々にブラピ観れて大満足。テルマ&ルイーズが懐かしいめっちゃイケメンだった。しかも伊坂幸太郎原作、観るしかなかった。
キル・ビル風味、バッファロー'66とかパルプ・フィクション好きなので
好きな世界線。
ブラピはこういうちょっと力抜けた役が1番格好いい~
ブラピが情けない顔してでも仕事の腕は結局一流でなにもかもが最後につながってスッキリ。
漫画だね、って感想が1番で、だからバンバン殺し合うけどなんか怖くない。
アクションが好み。新幹線(笑)の中でのアクションなので狭いなかでそこらのあり物使ってのアクション。あと乗客がしーーー!って
すると、日本では電車内で静かにしないとダメなんだと殺し合いしてるのに愛想わらいで誤魔化すのとか、この映画の良さのキモ。あと吹き替えでみたこともとても合ってた。なんとなーーく伊坂幸太郎テイストちゃんと感じるのも好きポイント。
ブラピが最後白Tになるんだけど、わかっとるな!イケメンは白Tが正義。
伊坂ワールドとハリウッドの融合体
原作は読まずに鑑賞しました。思っていたより、血飛沫多くバトルロワイヤル的。でも、ブラピをはじめとする、色濃いキャラたちとコメディ感で、血なまぐさも吹っ飛びます。細かい伏線が散りばめられ、最後はちゃんと回収する伊坂ワールドは、そのまま。ハリウッド的な日本描写の違和感も、車窓とともに、なんとなく過ぎ去り。あっという間の2時間乗車でした。
真田広之かっこいい!
はちゃめちゃ感がよかった。日本描写はどうでもよくて、続々おこる大騒ぎを楽しむ映画。真田広之のソードバトルが最高。かつ、その時にBGMで流れるとある曲でテンションMAXになりました。良かった。映画館で見るべきで、お金を払う価値ある映画です。
きかんしゃトーマスの知識があるといい・・かも?(なくても大丈夫です)
本作は新幹線のなかで繰り広げられる
ノンストップアクションムービー
殺し屋たちのアクションムービーで
ケースを取って列車から降りるという
簡単な任務を遂行しようとする
レディバグがほかの殺し屋たちの目的が交錯し
それにプリンスが殺し屋たちに介入しようとする
アクションが個人的にすごくて
登場する殺し屋たちもキャラがたっていた
ウルフとホーネットは結構すぐ殺された印象が強い
プリンスは設定は子供という感じがするけど
見た目が子供っぽくない
主人公のレディバグは双子と行動している印象
木村はプリンスにいいようにやられている感じがして
途中で死んだと思ったけど、実は生きていた
レモンがきかんしゃトーマスが好きで
会話にトーマスのキャラの話が出ているので
トーマス知っている人はレモンの会話が面白いかも
この作品はいろいろ伏線を張っているが
それがアクションとの兼ね合いがちょっと悪い感じがして
中途半端な印象
あと、ホワイトデスが過去の話ではお面をかぶっているのに
京都駅では素顔を普通にさらしているのがよくわからなかった
この映画の日本感は
ファンタジー要素が強いらしいが
個人的にはそこまで気にならなかった
ただ、京都駅につくまで夜明けが過ぎているとか
炭酸水が1000円とかは違和感があった
ちなみマスコットは東京オリンピックっぽいと思った
ちなみにエンドロールでは最後の「10分前」のシーンまでは観たほうがいいと思います
この映画はR15+らしく
殺しのシーンがかなりあるが一番きついのは最初のほうで双子の過去に
16(一般人含めて17)人殺した回想シーンが一番キツイと思った
連れを起こさないでくれ、死ぬほど疲れてる。 ブラピと喧嘩は江戸の華ってか!?
新幹線に乗り合わせた殺し屋たちが激しい戦いを繰り広げるバイオレンスアクション・コメディ。
監督は『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデビッド・リーチ。
原作は『アヒルと鴨のコインロッカー』『重力ピエロ』の、小説家・伊坂幸太郎。
世界で最も運の悪い運び屋、レディバグを演じるのは『セブン』『オーシャンズ』シリーズの、オスカー俳優ブラッド・ピット。
純粋な少女の皮を被った殺し屋、プリンスを演じるのは『ラブ・アゲイン』『死霊館』のジョーイ・キング。
「双子」の殺し屋コンビの一人、タンジェリンを演じるのは『キック・アス』シリーズや『テネット』の、名優アーロン・テイラー=ジョンソン。
剣術の達人、エルダーを演じるのは『ミニオンズ』『アベンジャーズ/エンドゲーム』の、レジェンド俳優・真田広之。
レディバグをサポートする仲介役の女、マリア・ビートルを演じるのは『ゼロ・グラビティ』『オーシャンズ8』の、オスカー女優サンドラ・ブロック。
ヤクザの元締め「白い死神」の息子を演じるのは『バタフライ・エフェクト』『ウォールフラワー』のローガン・ラーマン。
なお、「双子」の17人目の被害者を監督のデビッド・リーチが演じている。
まずは端的に一言。
最・高・に・面白い!✨
これこれ、こういう映画が観たかったんだよ俺は!
インモラルでバカバカしくってバイオレンス過剰…。うーん申し分なしっ!👍
一般的に受け入れられるのかは知ら~んし、大ヒットするとも思えないけど私は全面的に支持します!最高っっっ!!!
超人気小説家・伊坂幸太郎の長編小説「マリアビートル」(2010)を原作とするこの映画。これは未読なの
ですが、かなり改変されているであろうことは容易に想像がつく。だって登場人物ほぼ全員外国人だし、日本の描写めちゃくちゃだし💦
聞いた話によると、原作の主人公はレディバグではなくて木村らしいじゃないっすか。そりゃもう別の物語だよっ…😅
とまぁそんな映画なので、原作ファンや伊坂幸太郎ファンは呆れたり腹を立てたりしてしまうかも。「マリアビートル」は原作ではなく原案である、くらいの心持で鑑賞するのがベストなのかな。
本作は最凶運の男・レディバグの受難が描かれている。
ちょうどこの映画を鑑賞する数日前に『NOPE』(2022)という映画を観ておりまして。その映画のキーとなるセリフが「”最悪の奇跡”って、言い表せるか?」だった。
まさにこの映画で描かれていることが、”最悪の奇跡”ですジョーダン・ピール監督😆
主人公が笑っちゃうくらい運の悪い男なので、本作はバイオレンス映画というよりはむしろコメディ映画。まるでコントかギャグ漫画のような、ありえねー物語が展開される。
海外のコメディ映画って、笑いどころがよくわからないことが多いのですが、本作は日本の小説が原作だからなのか、かなり日本人好みのお笑いになっていると感じました。
この映画の何が良いって、主人公が物語の中核じゃないというところ。悪の首領ホワイト・デスと木村親子の因縁が物語の中心であり、レディバクはそれに巻き込まれてしまったにすぎない。
これにより起こる、「今俺は何を観させられているんだ…」感こそがこの映画最大のユニーク・ポイント。
冒頭、水はねで汚れてしまった白いスニーカーを気にするレディバク。「うわっ、ツイてねー…」ってな具合に顔を顰めます。
そしてクライマックス、爆散したホワイト・デスの肉片が再びレディバクのスニーカーを汚す。それを嫌そうな顔で眺めるレディバクの表情は、冒頭の泥水によるそれとほぼおんなじ。「うわっ、ツイてねー…」てな具合に顔を顰めるのです。レディバクにとって、今回の一件は乗り越えるべき壁とか、過去の因縁とか、そんなこととは一切関係のない、ただの超不運な出来事にすぎなかったことが、この描写を入れることによって強烈に伝わってきます。うーん、本当に変な映画だ…。
スニーカーの件とかも結構面白かったんだけど、一番笑ったのはやはりあの大オチ。
白死「今回の一件はすべて、妻を殺した貴様に復讐するためにワシが仕組んだことだったのだ!」
過去回想。爆発炎上する車をバックに立っている男は…。
いやお前かー---いっっっ!!!🤣🤣🤣
まさかのライアン・レイノルズ!!これにはめっちゃ意表を突かれたし笑ったなぁ~。同じデビッド・リーチ監督作品である『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)でもカメオ出演していたレイノルズ。この2人仲良しなのかな?なんにせよ初見時のここのインパクトは相当なものなので、ある意味『NOPE』以上にネタバレ禁止な作品である。
このように、本作は豪華ゲストのカメオ出演も見どころの一つ。
ライアン・レイノルズの出演にも驚いたが、まさかチャニング・テイタムが出てくるとは!!
サンドラ・ブロックとチャニング・テイタムは、同年公開の映画『ザ・ロストシティ』の出演者。実はこの『ザ・ロストシティ』には、ブラッド・ピットがカメオ出演しているのです。ブラピがサンドラに『ブレット・トレイン』の出演をオファーしたところ、彼女はこれを快諾。そのお礼として、ブラピが『ザ・ロストシティ』に出演してあげた、というのが内幕の様子。…チャニング・テイタムは完全にサンドラ・ブロックのおまけだった訳ですね😅こういうスター同士の友情は観ている側も楽しいので、どんどんやっていって欲しいものです♪
さて、本作の最大の魅力はなんといってもブラッド・ピット💕近年はプロデューサーとしての活動が目立つブラピだが、やっぱり彼にはスクリーンで大暴れしている姿がよく似合う。
本作のテイストは90〜00'sの能天気アクション映画を髣髴とさせるものであり、ブラピもあの頃のノリノリさが戻ってきたかのように生き生きしていた。最近のブラピは真面目な映画ばっかり作ってるけど、実はこういうインモラルでバカな映画の方が好きなんじゃないの?
ジャッキー・チェンの映画を参考にしたという、その場の環境を利用して行われる格闘アクション。
派手なアクションシーンが連続する本作だが、御年58歳のブラピ、ほぼ全てのアクションを自らこなしたらしい。トム・クルーズといいブラピといい、ハリウッドのアラカンは常軌を逸している…。
かつてはブラピのスタンド・ダブルとして活動していたというデビッド・リーチ。彼の監督作品にブラピが出演し、しかもブラピが自らアクションを演じているというのは、なんだか感慨深いものがありますね。
ブラピ58歳…。なんだか信じられないですよね。
しかし、本作で笑った…というより感動したのは、ブラピが自分の年齢をギャグにしていたところ。
殺し屋ホーネットの写真を見るときの仕草が完全に老眼のそれ。あのブラピが老齢をネタにするのか!と驚いたのと同時に、老化に抗うことなく、自虐ネタとして受け入れているところになんか謎の感動を覚えてしまった。
見た目が若いから読み取りづらいが、レディバグの年齢は、ブラピの実年齢に近い訳だ。多分50代後半くらい。
ということは、真田広之演じるエルダーとレディバクの年齢は、実はほとんど変わらないのではないだろうか(真田広之は61歳)?
こう考えると、この物語には別の側面があるように思えてくる。つまりただのおバカアクション映画ではないような気がしてくる。
60代も間近だというのに未だに現場で体を張っている、という事実に本人はうんざりしているものの、傍から見るとなんか気楽そうなレディバクと、孫がいて威厳もあるけど過酷な人生を歩み、復讐心に取り憑かれているエルダー。
この2人の男は、裏社会に属しているという共通点を持ち年齢も近い。しかし、生き方や人生の捉え方は全くの正反対。方や「俺ってこれで良いのだろうか…?」と悩むちゃらんぽらんな男。方や「家族を苦しめるアイツに復讐を…!」と覚悟を決める男。
世間的にはエルダーの方が立派な大人、レディバグの方がダメな大人ということになるんだろう。実際、揉める車内においてレディバクが「落ち着け」と言っても騒ぎが収まらなかったのに対し、エルダーが同じことを言うとピタッと静かになるという描写があった。この2人が同年代であることを考えると、ここはかなり面白い対比になっていると思う。
んで、何が言いたいのかというと、この映画は「老境に差し掛かる男」を描いた映画なのだということ。「老い」というのが一つの大きなキーワードになっているように思う。
立派な役職の男でも、社会の底辺を這う男でも、ジジイになっちゃえば大差ないよ、それなりに悩むしそれなりに苦労するし、それなりに生きるか死ぬかの修羅場を潜り抜けることになるよ、ということが描かれているのである。
ジジイになれば皆一緒なんだから、レディバグのような生き方でもエルダーのような生き方でも、どっちでも良いんだよーん、みたいなポジティブさをこの映画からは受け取ることができました✨
あともう一点、すごく驚いたのは最後にレディバクがメソメソと泣きべそをかくという点。ブラピがこれほどまでに情けない男を演じたことが、未だかつてあっただろうか!?
自分を律しようと努力している男が、キャパを超える出来事に遭遇し、ついに耐えきれなくなってしまう。これはここ数年プライベートで色々ありすぎたブラピが、「映画の中だけでも泣かせてくれぃ…😭」とか思って演じたシーンなんじゃなかろうか?
いずれにせよ、大惨事の後にメソメソ泣くというのは、『ランボー』(1982)を髣髴とさせるグッドなラストだと思います!
おそらく賛否両論であろうトンデモNIPPON。
これってよく批判の対象になるけど、自分には全く理解出来ない。無茶苦茶な日本描写はむしろ大好物💕
正確だけどこじんまりしているより、大味でお馬鹿だけどド派手な方がいいに決まってるじゃん。トンデモNIPPON描写はどんどんやって欲しい!
もう一つ賛否両論になっているのはホワイトウォッシュ問題。元々日本人だったキャラを白人に演じさせるとは実にけしからん!というやつ。
…うるせーー!!💢
仮にキャラクターの人種を原作通り日本人のままにしたとしても、どうせハリウッド映画のアジア人に日本人は使われないだろうが!!
まぁ全キャラを日本人が演じることになっても、お遊戯会みたいな映画になることは必至なんだけど。ブラッド・ピットやアーロン・テイラー=ジョンソンと同じくらい華のある役者が日本人にいるか、と?いないでしょ〜。
レディバク=小栗旬、プリンス=橋本環奈、タンジェリン=菅田将暉、みたいな映画、俺観たくないよ🌀
全面支持の映画ですが、ただ一点、欠点を述べさせてもらうと、レモンが頻繁に口にする「機関車トーマス」ネタがしつこい。
しつこい上に全くよくわからんしあんまり面白くない。ガイ・リッチーとかタランティーノとかの台詞回しを意識したんだろうけど、あんまり上手いこと言ってなかったっすね〜…。
長々と書いてきましたが、本当にこの映画は楽しかった♪
ブラピ主演で『コマンドー』(1985)みたいな映画が観られるとは思ってなかったよ!もう「連れを起こさないでくれ、死ぬほど疲れてる」って言っちゃえよ〜。あの死体の扱い方は完全に『コマンドー』オマージュで嬉しくなっちゃう😆
ホーネットを殺したところでは、まさかの「人を殺して捨て台詞」描写。
いゃ〜、このご時世に「人を殺して捨て台詞」が聞けるとは。こういう今ではあまり褒められないボンクラな描写、どんどんちょーだい!👏
ブラピと喧嘩は江戸の華🌸
今度はブラピ率いる「プランB」で、日本を舞台にした作品を作ってくれんもんかのう…。
間違え無く❗
フライヤーor予告編等々でもう察しているだろう
これは、日本に似ている所での「お話」。
その昔、某国の「日本橋」っなレストランで食べた「ラーメン」っと言う食べ物のテイストでした。
もう、破壊と殺戮のアンソロジー
B・ピット、ファンと言えど何処まで余裕の有る見方、楽しむ余裕があるか❗試される⁉️
もう、監督なのか脚本なのかやりたい事やっちゃってる感じ‼️
さぁ・・・しがみ着いて行けるか⁉️
そして、気持ちのいいほどの原作の脚色っプリ‼️
こりゃ参った❗
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