「グローバル化した違和感ある日本、密室空間で起きる興奮と驚きの時間」ブレット・トレイン あささんの映画レビュー(感想・評価)
グローバル化した違和感ある日本、密室空間で起きる興奮と驚きの時間
伊坂幸太郎の原作をハリウッドで映画化。主役のブラピに真田広之。もうこれだけで期待が高まる。評価としては4.5
アクションもミステリーもあり、さらにユーモラスなシーンも満載。
あのコンビの絶妙な掛け合いがいいよね。とにかく機関車トーマスが好きで比喩するあいつのラストの皮肉な展開には爆笑。
脚本は総じて面白い。カオスな始まり、次々と命を狙う登場人物、巧みな伏線回収。特急列車の中でブリーフケースを巡り乱闘する人々…。
ちょっと話が出来過ぎだけど、エンタメ映画なので多めにみたい。
それにしても、グローバル化した日本(未来の日本の姿なのかしら?)を舞台にした描き方が絶妙に惜しい(笑)あの名曲の使われ方、スマートトイレ、マナーを守り大人しい日本人の描き方とか…
随所にクスッと笑えるシーンが盛りだくさんで痛快だった。
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