「七尾にしては結構ツイてる」ブレット・トレイン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
七尾にしては結構ツイてる
ツイていない裏家業の男が東海道新幹線風の高速鉄道ゆかりの中でブリーフケースを盗む仕事を受けたらとんでもない自体に巻き込まれる話。
キャッチーにしたいからか時短の為か、ヤケにスタイリッシュてスカした登場人物達の紹介で始まり、序盤は個人的にはあまり好みじゃなかったものの、それが終わるとストーリーに引き込まれていく。
勿論改変部分はあるけれど良く原作の設定をここまで詰め込んだなと感心しつつも、それが故か展開や繋がりが原作を読んでいないと補完出来なさそうな唐突な部分も。
そしてオリジナルプロット部分になって、派手な見せ場を作らなきゃ締められないのはわかるけれど、あまりにもあり得ないそんなアホななドタバタっぷり+最初の嫌なノリ再び。
これはこれでおもしろかったけれど、ちょっとチャラい方に寄り過ぎのエンタメ作品だったかな。
それにしても日本が舞台だからって無理やり刀出さんでも良いのに…。
陽気なギャング、私も映画化いまいちでした💦嫌いじゃないんですけど、それこそハリウッドでド派手にやる向きですよね。キャストはいいのに、そこ無理矢理恋愛要素入れるなーって感じでした💦
実は、京都とか新幹線よりもスマートトイレが一番、現代日本を正しく表してましたね。ロケの制約とかさまざまあったにしても、なるほど、そんなもんかもな、と妙に納得しちゃいました。
こんばんは。
原作ファンとしてはレモンの件は本当に嬉しかったですね!それだけに蜜柑が…(;_;)でしたが、最後の最後に原作と同じく本物のフルーツの蜜柑を出してくれるあたりやっぱり原作への愛は感じられます!
今晩は。
今作は予想通り、突っ込みどころ満載の、ケレド個人的には面白い映画でした。嘘っぽい富士山の車窓の風景、300キロで走る超特急の先端に飛び乗り、拳で運転席の窓を破るタンジェリン・・。オイオイと思いながらも途中から思考モードを変えて堪能しました。
拙、レビューにも記載しましたが、この作品の隣のスタジオでは絶対に「ロスト・シティ」を撮っていただろ!と突っ込んだ、チャニング・テイタムとサンドラ・ブロックのチョイ出演も含めて、途中からあんまり頭を使わずに観ていましたよ。では。