ブラック・クラブ
解説
「プロメテウス」のノオミ・ラパスが主演を務めたスウェーデン製アクションスリラー。戦争により荒廃した世界。とある基地に6人の兵士が集められ、極秘任務「ブラック・クラブ作戦」の遂行を命じられる。その内容は、凍った海をスケートで渡り、戦争を終わらせる鍵となる小包を別の基地まで運ぶというものだった。元スケート選手の兵士エドは無謀すぎる任務だと反対するが、数年前に生き別れた愛娘が目的地の基地にいると聞かされ引き受けることに。極寒の中で敵からも命を狙われ極限状態に追い込まれながらも、目的地へ向かって進み続けるエドたちだったが……。共演は「ホロコーストの罪人」のヤーコブ・オフテブロ、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」のデビッド・デンシック。Netflixで2022年3月18日から配信。
2022年製作/114分/スウェーデン
原題:Black Crab
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2023年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
戦争中、不利な状況を反転させるために、薄い氷の張った海をスケートで200km向こうの味方まで、あるものを届けろ、と主人公(ノオミ・ラパス)は命令を受ける。
6人で出発するが、一人、また一人と減っていく。
終盤、全く別の展開になるが、やはり氷の上がとてもスリリング。
ネタバレ! クリックして本文を読む
娘と車で移動中突然銃声が鳴り響き、逃げ惑う人々が撃たれている。
爆撃などもあった点から相手は敵兵か?その敵兵から娘は連れ去られ主人公も拘束されている。
娘と主人公の安否を心配して続きを見ていくと、いつのまにか主人公は軍人になっている。
撃ってきたのは軍関係者だったのか?味方なら何故民間人を撃ち殺したのか…それとも拉致された後に逃げて軍人になったのか…どういった経緯で軍人になったのかが描かれておらず、意味不明に。
くだされた任務遂行途中に出会った老夫婦も突然の来客に怯えて攻撃したようにも見えた。
老夫婦側から見ると主人公も敵組織の一員に見えたと考えるのが一番納得できる…でも、主人公はどこに属しているのかよくわからないから、謎は深まる。
勝つために娘を含む難民(民間人)をも殺す生物兵器の使用は許さない!という主人公の気持ちだけはわかった。
スケートや戦闘シーンは良かったから、もっと分かりやすかったら面白かったかも。
謎が残ったので解説を読み漁りたい気分。
2022年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
◯ノオミ・ラパスの存在感はさすがのひと言。もっとアクション作品に出てほしい。
◯氷上をスケートで移動する点が斬新。
◯脚本は浅い。謎のミッションの正体が生物兵器の運搬というのはありがちだし、チームを構成するメンバーの関係性も掘り下げが足りない。
ジャンルはSFアクションだったけど、SF要素はなかった😓
戦争の極秘作戦。
ウクライナの窮状を連日観てるので現実と重なり、リアルで胸が苦しかった。これがエイリアン相手なら、フィクションと楽しめるのに。
コロナ禍では、パンデミック系も観たくない。映画を心から楽しめるのは、平和で安全が保障されている時だけなんだと、つくづく思い知る。
ノオミラパスの演技は圧巻で、彼女の存在感はリアルそのもの。
誰もが、平和で小さな幸せを願っている。
その方法が違うことで、また争いを産む哀しさ、人の業の深さよ。