「中間報告」鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
中間報告
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デューンと違い最初から2部と解っていたので終劇時の脱力感はない。だからレビューも星も中間報告。原作未読、前作は視聴済だがあまり覚えてない状態で鑑賞。
構図やCGを含む映像の美しさにより「欧州のどこかの仮想の東洋人国家」と割り切ればそれなりに自然に物語に入ることができる。ただ、人が生活している都市としての描写があまりに少ないため、街が破壊されるシーンで観客に影響を想像させるスケール感に欠けてしまう。CGでいいので一個大モブシーンを入れると大きく違ってくるはず。
内戦の描写や廃墟などが、今まさにニュースで目にするそれと被ってしまった。マスタングと同じ感情を持つ兵士も少なからずいらっしゃるのではないだろうか。これは製作時期からは想定外で仕方がない。
役者陣には不満はないが本田翼は本田翼感強め。ロン・モンロウちゃんのカタコトはわざとだよね?そして内山くんと本郷奏多の存在が存外に大きかった。列車の上でアサシンが仮面を取ったら黒島結菜でチムドンドンした。
本作では何も片付いていない。次作ではさらに登場人物も増えそう。筋至上主義のマタゾウ、上がったハードル果たしてどうなるのか!
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