「スターがいなくなり薄味作品」エクスペンダブルズ ニューブラッド ヤマッチさんの映画レビュー(感想・評価)
スターがいなくなり薄味作品
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消耗品チームとして、往年のアクションスターをズラリと集め、まだまだ元気といわんばかりのアクションを売りにしたシリーズ。
ところが4作目にしてスターが玉切れ。前作から8年ぶりに製作するとなりさぞや新たなスターが参加と期待しました。ニューブラッドと銘打ってます。ということはスタローンが引いてジェイソンステイサム中心展開というのは想像がつきました。キャストを見て「えっ」誰?
小粒ばかり、アンディ・ガルシアだけ。嫌な予感がしました。
本編開始しました。いきなり予想通りの展開。世代交代にするのは理解できますが、その次世代に個性も魅力も薄味です。孤軍奮闘のジェイソンステイサム。話の展開もB級で、アメリカの軍艦をロシア海域で核爆弾を爆発させて、第3次世界大戦にするという計画。おいおい今時この設定ですか。しかもその計画を立てた組織があまりにも間抜け。簡単に軍艦にエクスペンダブルズを罠にかけるも中途半端に監禁していて脱出されます。そこからはメンバーのアクション見せ場としますが、そもそも爆発させる予定の軍艦に何人兵隊乗せてるの?次から次に登場してきて、爆発してしまうと大騒ぎしてゴムボートで逃げようとするありさまです。そしてラストも誰もが想像できる展開、死んだふりして生きてました。アクションは確かに凄いですが、これはエクスペンダブルズをパクったB級作品です。時間つぶしにはお薦め。
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