「まるで銀行員になった錯覚に!」シャイロックの子供たち marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
まるで銀行員になった錯覚に!
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世の中の皆さんのごとく、私も『半沢直樹』からのにわか池井戸潤ファンです。
ドラマ放映当時は池井戸さんの作品を読み漁り、件のシリーズは文庫化が待ちきれず珍しく単行本で読んだ記憶がまだ新しいです。
『花咲舞が黙ってない』も杏さんの2シリーズもすべて鑑賞、DVDまで焼いて今田美緒さんのシリーズはレコーダーの不具合で最終回が録れておらず、思わずHuluのお試し登録をしてみました。
『七つの会議』『空飛ぶタイヤ』等々もワクワクしながら読破、映画やドラマも全部観て、にわかファンを脱すべく頑張ってましたが、『シャイロック~』はノーマークというか劇場公開時は観おとしてました。
週末の疲れがどっときて、何の気なしに便利なAmazon Primeで他の短い作品を見ながらウトウトしていると日付が変わるころ(勝手に次のお薦め作品に入っちゃうんですね!
?PrimeVideoは)何だか次から次へと主役級の役者さんの目白押し。この作品と認識せずに鑑賞に入ったため『シャイロック~』と気づいたのは神社の狛犬社長におじぎしているあたりでした。
倍返しではありませんが非常に面白い作品ですね。ホントいい役者さん揃いです。銀行には全く縁がない人生を送ってきましたが池井戸潤さんの作品をいくつか見続けると銀行のことがわかってきたような勘違いをしてしまいます。まるで島耕作作品を観て電機業界に詳しくなった錯覚に陥るように。
正義感のある役者さんはそのまま、ひと癖もふた癖もある役者さんは想像通りに。わかっちゃいるけど原作の面白さでしょうか。何の情報なしで観ても本当に面白い作品でした
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