「「返せばいいってものじゃない」」シャイロックの子供たち sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
「返せばいいってものじゃない」
東京第一銀行長原支店の課長代理滝野は、赤坂支店の顧客だった石本に10億円の架空融資を依頼され、受け入れる。滝野は、さらに100万円用立ててくれと頼まれ、行内の金に手をつけてしまう。100万円紛失で支店内は大騒ぎになり、無関係の北川が疑われる。北川の上司西木の取り計らいと、九条支店長らにより騒動はうやむやになるが。
シャイロックはベニスの商人の金貸し。物語は、十分に楽しめました。ただ現地を視察しないでの巨額融資は不自然と思いました。銀行員が闇金の連帯保証人だったり、競馬好きだったりは問題視されないのかなと思うけど、登場人物が大なり小なり問題を抱えているのが面白いです。
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