「金、書類、設計図、実印証明などをじっと見る目、目、目」シャイロックの子供たち talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
金、書類、設計図、実印証明などをじっと見る目、目、目
池井戸さん関連の原作もテレビも映画も何も知らずに見ました。阿部サダヲさん目当て。
銀行勤務って大変だけどあまり感じのいい仕事じゃないなあ。私の父親も銀行相手に苦労してたことかなりあとになって知ったけれど。私は銀行員には絶対になれないしなりたくない。
いい役者さんが沢山出ていたし過去に遡ってという話も面白かった。阿部サダヲと佐藤隆太がとても良かった。ネチネチと覚えているって大事なことかもしれない。あと銀行員が競馬とかにはまるって自分の偏見かも知れないけれど想像したことなかった。
どんな人がどういう意思なり夢を持って銀行に就職しようと思うんだろう?知り合いや友達の女性の場合、優秀な人が銀行に就職してたように思うけれど私には残念ながら意味がわからない。女性だけ着用する制服の意味もよくわかんない。
邦画で苦手で好きでないのは、いい大人(大体男性)が大きな声で人に対して怒鳴るシーンがすごく多いところです。この映画では副支店長が最初から真ん中あたりまでワーワー叫んでいて見苦しく耳が辛かったです。あれが実態なのか、演出上のことなのか、どなたかに教えて頂きたいです!
talismanさん、共感幾つもありがとうございました。怒鳴るだけしか能が無い(ように見える?)キャラクターって邦画に多いですよね。やっぱり実際に居るからだと思います。当人の自信の無さの裏返しか、または語彙が少なくてつい短絡的になってしまうのか。日本の教育が会話術を磨くことを重視しなかったからかも。自分も会話下手ですが。
共感ありがとうございます。
私も大声で怒鳴る人を見かけると当事者でなくても滅入ります。
間接的にも吸う空気は同じだから。
伝えたいことを伝えるのに、そうなっちゃう〜?とがっかり。。。言い分はあるんでしょうがそれって、実はその人にとってもったいないことをしているような。
でも案外日常的にあるんですよね。
しかし、銀行業務って大変😓ですね。
怒鳴る男といえば、ケン◦ローチ監督の『家族を思うとき』とかフランス映画の『たかが世界の終わり』にも出てきたような記憶があります。
この副支店長については多少誇張はあるにせよ、大声だけでなく、詰め詰めにして黙らせたり、威圧的に振る舞う男はやはり一定数必ずいます。銀行業界に限らず。人としてはどうかと思いますが、ストレスを受ける当事者にとっては耐えられないですよね。
おはようございます❗️
池井戸さんの描く時代の銀行業界経験者ですが、本当にいましたよ。
支店長さんは支店の人事権、接待の経費など独占的に持ってるので、せっかく手にした権利を在任期間中に使い切ろうと張り切っちやうんです。役員になれる少数のエリートを除くと支店長でいられるのはせいぜい5〜6年。その間に自分の帝国を満喫します。私の経験では、そんな毒に侵されず人徳、高潔を感じられた支店長は、2割くらいかなぁ。