「A9タレントを使ったB9SF H」“それ”がいる森 maruさんの映画レビュー(感想・評価)
A9タレントを使ったB9SF H
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「A級タレントを起用したB級 SF ホラー」という感じでしょうか、悪い意味ではなく。
宇宙人のキャラデザインやUFOの母屋の離れみたいなデザインやCGのチャチさは“敢えて”大人がそういう風にして遊んでいるような印象。そのチャチさで(つくりもんじゃん)というSFの感覚から、ラストに実際のUFOらしき物体が飛行する動画のリアリティの落差で(あれ?ほんとにあるかも)という一瞬の錯覚をもたらして終わるので、鑑賞者を楽しませようという感じを受けました。
通称が“UFO”“宇宙人”というだけであって、“未確認”なので“それ”という言い方をするのもわかりますし、“それ”を“宇宙人”と言ってしまうと嘲笑されて相手にされない…物語ともリンクしていますし。見やすくてよかったです。俳優陣の演技力が高いほど宇宙人やUFOのデザインとの落差がおもしろい。見せ方や演出も雑なところがおもしろい。
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