「オカルト万歳!」“それ”がいる森 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
オカルト万歳!
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通常スクリーンで鑑賞。
相葉くんが父親役を好演。自分の置かれた状況から逃げてばかりいた男が、息子の想いや目の前の事態に向き合い敢然と敵に立ち向かっていく姿が勇ましく、カッコ良かったです。
事前情報は予告編だけだったので、まさかSFホラーだとは思いもよらず、勝手にサプライズを受けた気になりました。
予告編のつくりを考えると「それ」の正体には正直ガッカリさせられましたが、オカルト大好き人間としては大興奮!
「それ」の姿をチラ見せしながら期待と恐怖を煽る手法は従来通り且つ最も効果的ものであり、ハラハラ・ドキドキ…
姿を見せた後は、ウェルズの「宇宙戦争」のある要素を風味にしたパニック・ホラーへ傾れ込み、スリル満点でした。
ただ、この手のジャンルの作品はVFXのクォリティーの如何によって、内容に説得力を持たせられるかどうかが決まって来ると思いますが、本作のそれは物足りない仕上がりで、もうちょっと頑張って欲しかったなと思いました。
[余談]
本作のモデルとなっている福島県の千貫森は、オカルトやUFO好きならば知らない人はいないほど有名な場所です。
一度、行ってみたい…
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