「児童書ホラーかい!」“それ”がいる森 サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
児童書ホラーかい!
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たぶん、日本版イットを作りたかったのでは?タイトルもそれっぽいし、田舎町で化け物が出てきて子供だけを狙う辺りがまさにそんな感じ。田舎町といっても、停電のシーンではそこそこの街に見えたけど。
化け物の素性もイットを真似てか地球外生命体……なのだけど、外国の低予算低クオリティ映画じゃないんだから、もうちょっと新鮮なデザインでも良かったんじゃないの。
設定もキツイ。子供を捕食すると即座に分裂して増える宇宙人て。で、細菌に感染したオレンジが弱点て。捕食も弱点ももうちょっとアイデアの練りようがあったんじゃないの。
あれか?ムーが噛んでるからか?ムーが噛んでるからトンチキな設定だし、あんな古き良きエイリアンにしたのか!?
と、あらゆるものに心の中でツッコみながら観ていた。運のいいことに、呆れることはあっても飽きることはないため、最後まで楽しめた。
あるいは、人によっては運の悪いことなのかもしれない。こんな低レベルのエイリアンホラーをこの時代に打ち出して、全員が耐えきることができるとは思えないからだ。
私は耐えた。楽しんだ。あなたは?
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