レスキュードッグ・ルビーのレビュー・感想・評価
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ルビーが賢い!
実話をベースにした、保護犬からレスキュー犬になるルビーと、その飼い主の愛情溢れる作品。
落ち着きがなく、保護施設から引き取られてもすぐに返されてしまうルビー…もう引き取り手も見つからないから、安楽死にさせる寸前、レスキュー犬となる犬を探していた飼い主と出会い、引き取られる。
落ち着きのない犬で、妊娠中の奥さんと小さな赤ちゃんがいる家で暴れ回り、奥さんも根を上げるが(小さな子どもと家を守るためって感じで、犬が嫌いとかではなさそう)『英雄』になる夢を持つ主人公は諦めずルビーを躾けようとする。
なんとかかんとか、警察犬の試験を受け、一度は大失敗をするが、その後奥さんも協力してくれ、ルビーにあった方法で躾をし、ルビーは無事に試験を突破、仮合格に!
初めての現場でルビーは遺体を探すが、何もないところで吠え、主人公はルビーが失敗した、これで自分たちの道は潰えたと嘆く。ルビーは落ち込む主人公の元から去ってしまう。
しかしながら、実はルビーは現場で遺体の場所を特定していたことが判明!(遺体はセメントで固められ、目視で見つけられない状態になっていた)ルビーを探す主人公と奥さん。しかし見つからない。そんなときに、少年が失踪したから捜索するように指示が。
雨の中探しに車を出そうとしたとき、目の前にルビーが現れ、喜び。ずぶ濡れルビーはそのまま現場に向かうと言うので現場直行。
山の中をルビーは探索し、崖の下に落ちてしまっている少年を無事見つけ出す。主人公が心臓マッサージをし、息を吹き返した少年、しかし急を要する状態のため、無線で応援を呼ぶが電波が悪く連絡が取れない。そんなとき、ルビーが吠えまくり、犬の声を頼りに捜索隊が辿り着き、無事に少年を助けることができた。
救急車に乗せる際、少年の母が主人公に挨拶をしたいと現れ、顔を見るとルビーの保護施設でルビーを愛してくれていたスタッフさん!!
スタッフさんの気持ちになりここで大号泣。
その後、ルビーたちは正式に部隊に所属となりハッピーエンド!
エンディングロールでは、実話の元になったワンちゃんや飼い主の写真が紹介され、ほっこりした気持ちになれた。
犬好きが安心して見れる作品!
she has raw talent.
彼女には素質がある。
2人目も産まれるし、憧れのK9レスキューに入ってステップアップも考えていたダニエルは、相棒に高価なシェパードは用意してもらえず、保護犬でボーダーコリーの血が混ざるルビーを警察犬として訓練する事にした。
ダニエル本人も落ち着きがない特性を持つが、
ダニエルの妻は教師で、ダニエルにもルビーの飼育にも、常に的確な助言をする。
ルビーと妻でやり遂げた功績。
でもまさか、保護シェルターでルビーを可愛がっていた職員の息子を、ルビーを引き取ったダニエルとルビーのコンビが見つけ出し、助ける事になるとは。
世間はとても狭く、
そして努力を見ていてくれる人は必ずいる。
そして、好物の生のソーセージのためならなんでもするルビーが、本能的な嗅覚に従ってダニエルに褒めてもらうために訓練と本番の捜索を頑張る。
ダニエル本人も、理解者である大好きな家族のために、落ち着きがなくてもスーパーヒーローになりたいという夢のために、一生懸命頑張れる。
弱みよりも伸びる環境で強みを伸ばす妻の方針の通り、
好きという一心が何よりも強い力を発揮する。
人間も犬も一緒なんだなと思った。
予想通り
展開は予想通りだが、楽しめた!
出来の悪いイヌ、という設定だが、犬の資質というより、人間の問題かなという気がした。
犬の訓練は出来ても、飼い主に訓練された犬の扱い方を教える方が数倍難しい。
ルビーは何をすべきかがわかっていなかっただけ。
と、犬について真面目に書いてみた。(笑)
多動症などいくつかの障害を抱えながら努力してきた主人公。
夫を支える聡明な奥さん。
トライする主人公とルビーを見守る周りの人達。
とにかく暖かい人達ばかりなのだ。
助けた少年がシェルターのスタッフの息子さんだったとは!なんていう奇跡。
実話なのがすごい。
温かい気持ちになれる作品だった。
最後に少し、メイキング映像が出てくるのが嬉しい。
赤ちゃんがめっちゃ可愛いのである。
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