宝島(2019)のレビュー・感想・評価
全7件を表示
【フランスの郊外にある”宝島”の様な公園で一夏を過ごす人々、管理人たちの姿をギヨーム・ブラック監督が切り取った、センスあるドキュメンタリー作品。公園で遊んだ思い出はずっと残ると思うんだよね。】
ー どーも。
子供達が小さい時には、市の大きな幾つかの公演にお弁当を朝に作ってから一緒に遊びに行っていたNOBUです。
楽しかったなあ。
今作を観ると、公園には遊具と言えば大きな滑り台と、池の中のピラミッド、船があって、皆、楽しそうに遊んでいる。
若者は女の子二人をナンパして、嬉しそう。女の子もまんざらではない顔をしている。
と思ったら、オジサンがのんびりと日向ぼっこをしながら、近くのヴィラに若い女の子を食事に誘った話を、チョイ自慢げに話していたり。
黒人の二人の男の子が、無断で入園しようとして怒られていたり。
ムジャヒディンに捕まった事のあるオジサンが、”死んでいたかもしれない・・。”と言いながら、今はのんびりと公園で過ごしているんだよね。
ちょっと、面白かったのは公園の管理組織がしっかりとしていた事かな。オジサン二人が、若きメンバーの働きぶりを放していたリ、カミナリガ来た時にはキチンと対応したり。
つまりは、”宝島”何だけど、管理された”宝島”何だよね。チョイ、フランスっぽいなあとも思ったよ。
けれども、どの国でも公園で遊んだ思い出は,生涯、ずっと残ると思うし、今作はそんなフランスの様々な人たちが公園で過ごす一夏をギヨーム・ブラック監督が切り取った、センスあるドキュメンタリーだと思ったな。じゃーね。-
55点ぐらい。1番いいのはエンドロールのレゲエ曲。
パリ近郊にあるレジャー施設での夏を切り取ったドキュメンタリー、と紹介されてますが、
劇映画とドキュメンタリーが混じってて、劇映画の部分の方が多い。
このレジャー施設の従業員や客の、どうでもいいような話ばかりで、
何を観せられてるんだろうと、退屈でウトウトしながら観ました(笑)
この作品で1番いいのは、エンドロール中のレゲエ曲「Kingston Town」
いや、マジで(笑)
それぐらいしか、いいトコが思い浮かばない(笑)
この曲、エルヴィスの「好きにならずにいられない」のカバーで有名なUB40によるモノで、
この「Kingston Town」もロード・クリエイターというレゲエ・ミュージシャンのカバーだそうです。
この曲に出会えて良かった(笑)
水の音が気持ちいい。みんな人間らしくていい。
誰にも夏の思い出がある
ヴァカンスは許容する
ひと夏
『7月の物語』を彷彿させるレジャーパークでの夏を切り取ったセミ?ドキュメンタリー
日本でも評判になったギョーム・ブラック監督作『7月の物語』の第一部で舞台となったレジャー施設のひと夏を切り取ったドキュメンタリーで、同じギョーム監督が、固定気味のアングルにカメラ置いて、見せる複数の男女達の会話や事情は、ドラマ仕立てで、前記の作品と完全に一対になっている。
マジックアワーを過ぎた時間の光量の乏しい地上の暗さと美しい光のグラデーションが、のぞく夜の空などの映像も『7月の物語』を彷彿させて良い🙂
訪れる人々や対応する従業員たちの人種構成やそれぞれの事情も近年のフランスを、反映して社会派な側面もあるけど、賑やかな夏の季節が、徐々に終わる余韻は、いくつかあるバカンス映画の定番をキチンと継承してる印象🤔
ちょっと気になるのは、会話の音声もクリアでマイクを仕込んだみたいだし、人物も固定されたフレームからはみ出さない部分が多々あり、これドキュメンタリーなのか?の疑問も、あるけど。
全7件を表示