「【”野球部一年のアンサーは”ハイ!”のみだ!。”キツイ部活を経験した者には、クスクス笑えて、最後は少し沁みる作品。何処から見ても高校三年には見えない人も”高校三年”として、出演してます・・。】」野球部に花束を NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”野球部一年のアンサーは”ハイ!”のみだ!。”キツイ部活を経験した者には、クスクス笑えて、最後は少し沁みる作品。何処から見ても高校三年には見えない人も”高校三年”として、出演してます・・。】
ー 今作は、予想通り面白かったなあ。
中学時代、野球をやっていながら高校では野球をやる気が全く無かった醍醐虎汰朗演じる黒田が、いつの間にやら野球部に入学させられ、経験した様々な理不尽な事が、実に面白く描かれているからである。ー
◆感想 <個人的に面白かった所>
・作品中、ポイントポイントで出てくる里崎選手の”野球部アルアル”にクスクス笑う。
ー 野球部の伝統は、キチンと次世代に受け継がれる・・。etc. いやあ、野球部だけじゃないよね!ー
・三年生として度々登場する、小沢仁志の皺が刻まれた風貌とガラッガラの声に、脳内で爆笑する。
- ちなみに、小沢さんは”一年生から見た三年生のイメージ”として出演している。
意外と野球のユニフォームが似合っている所も笑える。-
・一年生野球部員達が、三年生野球部員達に挨拶するときは、腰の角度は90度。
そして、顔は先輩を凝視しているため、全体の姿が何だか可笑しい。
- ビシッと揃ったお辞儀のシーンは何度も出てくるが、相当練習したんだろうなあ。その姿を想像するだけで笑える・・。-
・勧誘の時には、爽やかに笑ってターゲットに近づき、ユニフォームに着替えた一年生たちを襲う”新人歓迎会”のシーンもクスクス笑える。
- 茶髪に染めた黒田の”決めた”筈の髪が、バリカンで舞い散るシーン。あー、オカシイ。-
・更に、夏予選で敗退した三年生達が行う、恒例の引退ノック。(ナント、5時間!)
- 皆へとへとになりながらも、三年生達が下級生に向かって言う言葉
”頼むぞ!”
が、少し沁みてしまったよ。-
・理不尽極まりなく見える監督(高嶋政宏:格好が、もはやヤクザである。)が言う言葉が、意外と的を得ているのも良い。
- 練習練習でプライベートな時間が無く、恋人と別れそうになったため、退部届を提出した亀井(駒木根隆介)に言った言葉を始め、結構この監督、時代錯誤的なところもあるが、金言を口にしている。
だから。野球部員たちは、この監督に付いて行っているのではないかな・・。-
<そして、黒田たちは二年に進級し、”自分達が経験した理不尽な事”を一年生に、全く違わずに行って行く姿。
だが、私はこれを負の連鎖だとは思わない。
三年間、キッツい思いをしながらも、何かをやり遂げたという事実は、大人になった時にきっと役に立つ日が来ることを、おじさんは身を持って体験しているからである。
今作はブラックな青春コメディ映画だが、後半は少し沁みる佳き作品でもある。>
こんにちは😃
土砂降りのなか、昨日のレイトショーで観ました。広い空間の中
2人だけでした。
エンディングを見て
字幕が流れて、初めて原作漫画だったことを、知りました!
たくさん、笑えて
面白かったです!⤴️
また、どうぞよろしくお願いします🙇♀️⤵️