「喪失と再生の繰り返しが生きてる証と言うものなのだろう。」LOVE LIFE はるさんの映画レビュー(感想・評価)
喪失と再生の繰り返しが生きてる証と言うものなのだろう。
連れ子で再婚した女。そして彼女をとり巻く人々の哀しみ喜びについての物語り。木村文乃が微妙で危なっかしい演技を魅せてくれる。精いっぱいでない所が良い。
女には男ぽさ、男には女ぽさが身体の何処かに潜在していて頭で考えられない行動を起こさせる。それらの事柄が揉め事を起こす事になる。
この映画で描かれている家族の話しは日常そのもので特別なことは1ミリもない。それを淡々と演じている役者の胆の太さに根性を感じた。
男女関係は恋だけではない。愛もあるのじゃないかと不器用に描いて見せてくれている。
夫婦が愛し合えるようになるには膨大な時間が必要なようだ。
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