「心地よい感じ」LOVE LIFE Eijiさんの映画レビュー(感想・評価)
心地よい感じ
「愛とは…」といった押し付け感がなく、まさに矢野顕子さんの音楽のように、心地よい流れのなかで鑑賞しました。あえて言うと、「許容すること」がテーマにあったでしょうか。
あの喪失感を埋められるのは元夫だけだとは理解しつつも終盤にそんな選択する?、いろんな場面で何で二郎は怒らないの?、元夫も妙子に許容されるなかで勝手過ぎるんじゃないの?とか理不尽にみえるところも少なくありませんでしたが、そこにリアリティを感じました。実際の生活も理路整然と流れることって少ないですよね。
雑然と流れる日常を許容しても良いんだと思わせてくれて、そんな日々を過ごす自分を応援してもらえた気がしました。
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