「愛国の本当の意味を考えたことがあるのだろうか。」教育と愛国 たこ姫さんの映画レビュー(感想・評価)
愛国の本当の意味を考えたことがあるのだろうか。
まあ内容は全部知っていることでしたが、教育に介入する政治権力の酷さが増しているのを再認識させられました。教科書検定とか、授業への圧力とか、学問への介入とか。
安倍晋三一派が何を考えているのかちょっと驚きでもありました。科学的、論理的思考とか全く無視です。
中国が攻めてきて日本が日本でなくなることを何としても防がねばならないとか、そういう「脅威」に備えたいようです。
そんな弱肉強食の、時代に逆行することを前提にしているとはちょっと信じられない思いでした。世界の歴史から学んだ人類の叡知も人権の尊重も無視、ただ力を信奉するだけならいずれ世界は滅ばざるを得ないです。
想像力の欠如、人類の未来への信頼のなさには呆れました。日本が第二次世界大戦後76年間戦争をしていない事実は教育と平和を願う国民の努力によるものです。
力のみを信奉すると言う意味においては安倍晋三もプーチンも同じですね。習近平もしかり。他にもたくさんいるでしょう。
長い歴史の中で多くの犠牲を払い「力の強い者が得をする」ことを克服してきたのに。ため息しか出ませんが、でも心ある人々もたくさんいます。頑張っていくしかないですね。
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