「児童文学のつもりで観ていたが大人も観た方が良い作品」かがみの孤城 sdfghjklさんの映画レビュー(感想・評価)
児童文学のつもりで観ていたが大人も観た方が良い作品
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最初は児童文学のつもりで観ていたが、大人も含めて観た方が良い作品に感じた。
自分の周りに心に課題を感じ、休む人も増えた。そんななか、只でさえ完成されていない子供達は時代を超えてもそれぞれ似た課題を抱え、守ってくれる•認めてくれる•支えあえる存在を求めている。その必要性を丁寧に、かつ飽きさせないエンターテイメントとして描かれている良い作品だった。
「大丈夫だから、大人になって」最後にこのコメントが出てくるが、すごく想いを感じる一言。自分も子供の頃もっと大人になってると思ってた。大人でも子供でも、さほど変わらない。だからこそ、在り方はそれぞれだし、成長の仕方もそれぞれ。だからこそ、聞こえ方が異なり引っかかりがある「大人になって」という言葉に感動を覚えた。
なぜ未来の子供たちは苗字での呼び名だったのか、鏡が輝いていない時のロジックはあるのか、記憶が引き継がれるのは誰でどうしてなのか、原作を読んでいないので、読んで考察をしたいと感じた。
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