「話は淡々と進んで特に何も起きずに半年が経つ。事件はどん詰まりで大きく動くが·····。」かがみの孤城 じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
話は淡々と進んで特に何も起きずに半年が経つ。事件はどん詰まりで大きく動くが·····。
不登校になったこころ(當真あみ)が、理由も分からず「孤城」に招かれるところから始まる。
うーん、流行りの異世界ものに近いなあ。
7人集められるんだけど、意味深にも「オオカミさん(芦田愛菜)」が登場。「ようこそ!」
うーん、召喚した側は「ようこそ!」って言うよねー
鍵探して願いの叶う部屋で願いを言うと言う、これもまた合理的な説明もなく悪い予感しかない。
オオカミさんとは誰か
しばしば登場するフリースクールの喜多嶋先生とは?
同じ学校と喜多嶋先生(宮崎あおい)からなんか気づきそうだけど、マサムネ(コナンくん/高山みなみ)の推理に引っ張られてパラレルワールドに行っちゃうんだね。
マサムネくんが将棋の相手をしているスバル(板垣李光人)は会話からゲームプログラマーになるみたいだから、そのへんもヒントになっている。
そんなわけで7匹のヤギ達よりも先に時間差トリック(トリックではないか)には気づいたよ。
ドラマとしては大した盛り上がりもなく進むので少々退屈。
特に見せ場もなく半年経つところが逆に驚く。
設定も展開もテンプレ通りなので、私にはあまり刺さらなかったよ。
ほかの皆さんが仰られているように、現実世界に戻った7人がどうなったのかはもう少し見たい気もしたねー。
北村匠海くんや板垣李光人くん、梶裕貴くんはさすがだし、声優陣はみないい雰囲気出していた。
當真あみさんは「し」の発音が「スィ」に聞こえるのが残念。「すずめの戸締り」の同世代原菜乃華さんに比べると経験不足は否めないっすね。
あと、歩くシーンがたくさん出てくるんだけど、恐る恐るでは無いがなんだかみんなゆっくり歩くので、そんなところもいらいらさせられましたね
さて、来場者プレゼントは見てから開けとの事。一部のその後に関係してました。