「無駄なシーンに見えてしまう演出」リボルバー・リリー 月子さんの映画レビュー(感想・評価)
無駄なシーンに見えてしまう演出
花街の銘酒屋で綾瀬はるかさんだけでなくシシド・カフカさんの勇ましい銃撃戦が見られると聞き鑑賞。彼女のシーンはどこもカッコ良かったです。
ただアクションは思ったよりも少なく本編が長尺で入り組んだ脚本なのか疲れてしまう。
百合が元諜報員兼殺し屋なのはあらすじを読んで分かるが、無表情の女性が余生をのんびり過ごしたい雰囲気があると思いきや、その信念も見えない。急に少年を助けても軽くあしらうばかりで主人公として好感が持てなかった。
それでも清水尋也氏の不気味な殺し屋役は淡々と迫ってくる恐怖感を得られたので物語に色味が出たのは良かった。
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