「ソロに魅せられた男、あまりに強烈」人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版 いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
ソロに魅せられた男、あまりに強烈
ソロクライミングに魅せられた男。
飄々とした感じだが、クライミングが好きというブレない軸があるから好感が持てる。
でも世俗的な私からするとかなりぶっ飛んでいる。
指を失っても挑み続ける姿勢に感服。
無くなって太くなった指に対してこんな感情を持つんだという衝撃。かなり新鮮。
そして奥さんはというと彼女もまたぶっ飛んでいる。そんな二人だからこそ波長が合うんだろうなと別次元の関係性に脱帽。
そしてクライミングというあまりに危険な行為。
登場した人物の多くが亡くなっている中、山野井さんが生きて帰ってこられたのは、自分の力量を知り、登頂ではなく登頂して降りてくることを目的としているからか。
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