「山野井泰史という奇跡の人」人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版 梅若さんの映画レビュー(感想・評価)
山野井泰史という奇跡の人
山野井泰史さんを知ったのは、沢木耕太郎氏の『凍』だったが、それ以来、ドキュメンタリー番組やノンフィクション作品、ご本人の著書、ブログなど密かに追いかけてきた。
自分自身はクライミングをするわけでもなく、単にとんでもない才能に感動して憧れるだけなのだが、それでも昨年のピオレドール生涯功労賞を受賞された際も、さほど話題になっていなかったのが個人的にはとても残念だった。
今回、こうして一本の映画作品になったことで、更に多くの人に知られることになると期待している。山野井さんの生き方が、きっと誰かの人生にも良い影響を与えてくれると思うから。
長年、関係を築いてきてくれた監督に、感謝申し上げます。
それにしても、山野井泰史さん本人はそれはもうもの凄い、人間離れした奇跡の人なのだけれど、その人の側にずっと居続けてくれる、妙子さんが更に凄い、と思うのは私だけではないと思う。
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