アンビュランスのレビュー・感想・評価
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話が早い
Amazonprimeで鑑賞。
ハリウッドの破壊王マイケル・ベイが、撮影にドローンの世界チャンピオンを起用。自身の映像表現をさらに進化させた作品。
病魔に侵された妻の手術代を義兄ダニーに借りに行った主人公ウィルは銀行強盗を手伝う事に。しかし計画は失敗。LAを舞台に奪った救急車で警察を相手に大カーチェイスを繰り広げるハメになるというストーリー。しかも中には瀕死の警官と救命士が乗っていて、警官の命を救うため救命士キャムがスマホで医者の指示を受けて手術をするというカオス状態。
「25ミニッツ」というデンマーク映画のハリウッドリメイクらしいけど、そこはベイなのでほぼ2時間ノンストップのカーチェイス&破壊に継ぐ破壊&大爆破で、ダレ場がない。
奥さんがガンになってお金を工面しなくては――という導入部分もグダグダメソメソ伸ばさず、必要最低限の描写で本編に入るので話が早いのもいい。
斬新なカメラワークに感動
【鑑賞のきっかけ】
マイケル・ベイ監督のド派手なアクション映画として期待してはいたのですが、劇場鑑賞は逃してしまいました。
今回、動画配信で鑑賞してみることに。
【率直な感想】
<確かに、もの凄い迫力>
本作品は、物語展開自体にはインパクトはありませんでしたが、題名にもなっている「救急車」を使った、警察車両やヘリコプターからの逃走シーンが連続し、この迫力が想像以上のものでした。
この作品では、ほとんどCGは使っていないとのことで、そういう実写ならではの臨場感が十分に伝わってきます。
特に驚いたのは、カメラワーク。
疾走する車両の隙間を猛スピードでカメラが追っていく。
それは、地上近くだけでなく、遙か上空からのシーンも満載。
一体、どうやって撮影したのか?
この撮影方法の秘密を明かした特別映像がネットで見ることができるのですが、その記事によると、「<FPV ファースト・パーソン・ビュー(一人称視点)>と呼ばれるドローンを用いた最新技術によって多くのシーンが撮影されており、その操縦にドローン世界チャンピオンが起用されていることが明かされ、いままでの技術では到底不可能だった大胆な映像表現が実現した驚くべき撮影の裏側が映し出されている。」
また、「操縦にはヘッドマウントディスプレイが使用され、リアルタイムでの飛行映像を見ながら操縦することで、走る車の合間を縫うような繊細かつスピーディーな疾走感を表現。これまで撮影不可能だと考えられてきた映像を実現できるようになった。」
なるほど。
確かに、これまで観たことのない、カーアクションシーンに圧倒されました。
やはり、劇場鑑賞すべきだったかな、とちょっと後悔しています。
<人間ドラマも悪くないです>
物語展開はインパクトなし、と書きましたが、本作品は、ラスト近くになって、どんな形で物語を締めくくるのかな、と心配になりました。
すると、ここに至って、「人間ドラマ」、つまり、登場人物たちがどんな心根の人たちであったのか、ということをさりげなく示す形で物語は結末を迎えます。
あれだけ、ドキドキハラハラさせて、最後はヒューマンドラマで締めくくる。
何とも、巧みな脚本ではないですか。
【全体評価】
これまで観たことのないアクションシーンに手に汗を握らせ、最後は人間ドラマで、優しく締めくくる、とても印象的な仕上がりの作品でした。
CG無しアクション最高!
人気のカーアクションシリーズモノに対抗する(ワイルドなんちゃら)
無限に逃げるだけの怒りのデスロードばりの内容皆無のアクション映画で
ドローン撮影が凄まじいので臨場感というか
謎のカメラワークで変な疲労感あるくらいわけわからん映像だったなあ
フレンチコネクションを彷彿させる、スピード感あるカーチェス
見応えのある素晴らしい映画でした。ジェイク・ギレンホール出演の映画はどれも面白いですが、僕の中ではこれが一番になりました。
ただの銀行強盗のストーリーなのですが、カーチェスがド迫力で凄い!何台車を壊し、カメラを使ってるのか?そこにやや重めの話を織り混ぜて、緊張感を保たせてます。
根底には家族愛が最後まで続き、善悪の境界線を行き来します。
ジェイクギレンホール無双
バニラなキャストを押し退け際立つ圧倒的なジェイクのスパイシーな香り。アホと天才、サイコとキュートの間を常に行き来する彼のアグレッシブな演技により映画の中弛みをがっちり防いでいる。
またベイ監督特有のキレッキレのカメラーワークで多分普通に撮ったらなんて事ないカーチェイスも最高にスタイリッシュにキマっている。追ってる警察車両の方が人殺してね?ってくらい派手なベイヘムカーチェイスもいつも通り。
しっかし、トランスフォーマーから離れてベイ監督がイキイキしてる感じがする。やっぱりこの人はシリーズに縛られず、自由に爆発させてるのが合ってるのかもしれない。
マイケル・ベイに甘い私。
マイケル・ベイ作品であり、予告で気になっていたが、公開期間が短くやっと鑑賞。
マイケル・ベイには甘い私だが、今回ばかりはツッコミをいれたい。
病気の妻?どの人が?と感じるくらい奥さんは普通で、強盗するくらい切羽詰まっているようには思えなかった。
また揺れる車内で体に手を入れて助かるはずがない。それに引き換え、ラストはあっさり死んでしまう人がいる。
そして周囲の人は主人公に甘い。拉致されたことで正常な判断が出来なくなったのか。監督に甘い私が言うのも変だが。
カーチェイスのシーンはマイケル・ベイっぽさが出ていた。あの感じ監督好きそうだなというのが感想。
批判多めで書いてきたが最後はやはり泣いてしまった。総合的に観れば面白かったと思う。
※あっさり車を破壊したり、道路を使用することを考えると制作費が凄そう。日本には難しいなと改めて感じた。
もはやネタ
映画館で観たらまた違ったのかも知れませんが、如何せんテレビで観たので迫力が半減してしまいました。で、そうすると展開の雑さ以前に、穴だらけのストーリーが気になって仕方なくなってしまうという。
マイケル・ベイだし、ストーリーなんて有ってないようなものなんですが、今回は割り切り過ぎでしたかね。とにかく破壊の限りを尽くし、ドローンか何かで新しいアングルとスピード感を生み出してはいるんですが、それを2時間強見せられても。。。この内容だったら90分くらいでちょうどいいのではと思ってしまいました。
でも、やっぱりマイケル・ベイだけあって映像のセンスと狂気は他の追随を許さないですね。
心臓あと4つは必要
ノンストップアクションを甘く見てた。初っ端からハラハラしたし、アクションも中々のカッコ良さ。そして涙脆いためどんどん人が血を流して行く姿に号泣。ダニーとウィルの兄弟愛にボロボロ泣いた。
エイザ・ゴンザレスが好きで見た作品だったのでキャムの勇敢な女っぷりは最高だった。
銀行強盗時の銃撃戦、ザックの止血手術、そしてパピのアジトからのクライマックス、よりハラハラした部分。見所多めで凄いよかった。
この作品マイケル・ベイらしいと聞いたからぜひアルマゲドンとかも見てみたいな。
命を救うことの難しさと、殺すことの簡単さ
映画開始15分で銀行強盗が始まっちゃいます。
この急な展開はマイケル・ベイファンにはたまらない展開。
しかし秀逸なのは、その15分の間で最低限の人物紹介の
仕方に無駄がなく、すんなり入っていける。
途中から入って来た人物も絶妙にキャラクターづけされてて
無駄がない。
銀行での銃撃戦から
救急車でのカーチェイス、
飛び交う銃弾と、ぶっ飛ぶ車。
いろいろ言いたいことがあっても、
そこはマイケル・ベイ。
言わないのが約束。
中盤、カーチェイスが中だるみしてきたころから
派手なカメラワークが控えめになってきて、
スローモーションなんか使っちゃったりして、
人間ドラマの方にフォーカスされていきます。
アクションファンにとっては、
「ドラマとかいらねーよ、もっと派手に!」
となってしまう展開だが、この映画はそうはならない。
冒頭15分のそぎ落とされた人物描写が効いている。
警察側、犯人側、そして救急側、それぞれにちゃんと
感情移入できる絶妙な間合い。
よくできた展開だと思います。
とは言え、個人的には100%アクションか、
100%ドラマかに振っていただいた方が
好みなので、この映画の評価は低いんですけどね。
最後まで見れるくらいには
普通に面白くって、後には特に何も残らないっていう潔いタイプ。
ギレンホールさんが普通に良いし、アクションも普通に迫力あり。
最後まで見れるくらいには面白いんだけど、まぁ2回は見ないだろうなっていうやつだった。
2時間を超えるあまりに長い救急搬送。
「ヒート」を彷彿させる街中での銃撃戦、救急車での逃走劇、逃走中の緊急手術など見せ場はてんこ盛りだが、いかんせん長すぎる。90分くらいにまとめてくれれば勢いを失わずに最後まで見れたと思うが、相変わらずトランスフォーマーシリーズ同様無駄な会話や無駄なシーンが多すぎて途中で飽きてしまう。
いま流行りのドローン撮影も無駄に多用し過ぎ。ここぞという時に使ってこそ効果があると思うのだが。例えば追跡するパトカーがジャンプする下を潜り抜けるところなど、そこだけで充分だった。
裏切らない「破壊王」
「派手なだけで・・」とか「騒がしいだけの・・」等々の声が聞こえますが・・・
結構‼️ここまで徹底やってくれたら、潔く良く気持ち良さすら感じる私です。
「愛」だ「正義」だ「世界いや宇宙平和」だ詰め込みすぎ「お腹一杯」で、何だか~より直球で良い‼️
今回「請け負い」のお仕事の為か、「FPV(一人称視点)ドローン」カメラマン、デイヴィス・ディリロ との試験的作業が楽しげで、作品から溢れ出ている様に感じた。
やるなら、お行儀が悪いと言われ様がこの様にやってくれなければ・・・
「プロ」の仕事❗️魅せて頂きました‼️
逃走、救命、交渉、過去を"これでもか"と畳み掛けてくるのは圧巻。
無謀な作戦を『大丈夫』と考える犯罪者の心理、正常性バイアス。逃走するしかない"救急車"という狭い空間の中で、"良心"と"欲"と"思惑"が激しく交差する。
物語の展開が素晴らしく、中弛みする事なくテンポ良く進むストーリー。カーチェイスのスピード感、臨場感も良い。細かなカットで登場人物の深掘りもあって、観ていて感情移入しやすい。
が、カーチェイスでのパトカーの無駄なクラッシュ、爆発が多過ぎなのは閉口。運転している警察官はどこまで無謀で下手なのか。火薬でも積んでるのかと思う程に、爆破が起こる。時には必要な演出も、加減を間違えるとリアリティーが無くなってしまう。
キャムのスキルが全てを物語っているが、さすがにやり過ぎに感じてしまった。人命というギリギリの線は、維持して欲しかった。あれで死なないのは、さすがに違和感しかない。
と、突っ込み始めたらキリのない脚本ではあったが、それでもラストは満足だったので☆+0.5。そして、こんなにも短いエンドロールの映画は記憶にない(笑)
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