アンビュランスのレビュー・感想・評価
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最後まで見れるくらいには
普通に面白くって、後には特に何も残らないっていう潔いタイプ。
ギレンホールさんが普通に良いし、アクションも普通に迫力あり。
最後まで見れるくらいには面白いんだけど、まぁ2回は見ないだろうなっていうやつだった。
2時間を超えるあまりに長い救急搬送。
「ヒート」を彷彿させる街中での銃撃戦、救急車での逃走劇、逃走中の緊急手術など見せ場はてんこ盛りだが、いかんせん長すぎる。90分くらいにまとめてくれれば勢いを失わずに最後まで見れたと思うが、相変わらずトランスフォーマーシリーズ同様無駄な会話や無駄なシーンが多すぎて途中で飽きてしまう。
いま流行りのドローン撮影も無駄に多用し過ぎ。ここぞという時に使ってこそ効果があると思うのだが。例えば追跡するパトカーがジャンプする下を潜り抜けるところなど、そこだけで充分だった。
裏切らない「破壊王」
「派手なだけで・・」とか「騒がしいだけの・・」等々の声が聞こえますが・・・
結構‼️ここまで徹底やってくれたら、潔く良く気持ち良さすら感じる私です。
「愛」だ「正義」だ「世界いや宇宙平和」だ詰め込みすぎ「お腹一杯」で、何だか~より直球で良い‼️
今回「請け負い」のお仕事の為か、「FPV(一人称視点)ドローン」カメラマン、デイヴィス・ディリロ との試験的作業が楽しげで、作品から溢れ出ている様に感じた。
やるなら、お行儀が悪いと言われ様がこの様にやってくれなければ・・・
「プロ」の仕事❗️魅せて頂きました‼️
逃走、救命、交渉、過去を"これでもか"と畳み掛けてくるのは圧巻。
無謀な作戦を『大丈夫』と考える犯罪者の心理、正常性バイアス。逃走するしかない"救急車"という狭い空間の中で、"良心"と"欲"と"思惑"が激しく交差する。
物語の展開が素晴らしく、中弛みする事なくテンポ良く進むストーリー。カーチェイスのスピード感、臨場感も良い。細かなカットで登場人物の深掘りもあって、観ていて感情移入しやすい。
が、カーチェイスでのパトカーの無駄なクラッシュ、爆発が多過ぎなのは閉口。運転している警察官はどこまで無謀で下手なのか。火薬でも積んでるのかと思う程に、爆破が起こる。時には必要な演出も、加減を間違えるとリアリティーが無くなってしまう。
キャムのスキルが全てを物語っているが、さすがにやり過ぎに感じてしまった。人命というギリギリの線は、維持して欲しかった。あれで死なないのは、さすがに違和感しかない。
と、突っ込み始めたらキリのない脚本ではあったが、それでもラストは満足だったので☆+0.5。そして、こんなにも短いエンドロールの映画は記憶にない(笑)
誠実なハリウッド映画
CGではなくリアルにこだわった映画で、CGでは出せない生の迫力、臨場感・空気感が映像から伝わってきました。ヘリと車のチェイスシーンは圧巻。ドローンも多用でおもしろいです。台詞回しもユーモラスで、ストーリーは昨今の仮面ライダーの「勧?善?懲?悪?」のような間に?が入り込むような複雑さがない勧善懲悪。
平たく言ってしまうとうと8割カーチェイスなので、そういった意味ではマッドマックスにも似ているかなと思いました。ただ、ストーリーとして人種や退役軍人の問題、なくならない麻薬カルテルの存在など、タイトルの「救急車」は「社会」の比喩なのか、目に見える事件事故は救えるが、見えない問題は救えないような。
怪我をする→911→出動→救助→病院へ→助かる・助からない
「怪我をする→911→出動→救助→病院へ」が、救急車の仕事。そこから救えるかどうかは知らないというもの。これはヒロインも「病院に届けるまでが仕事そのあとはどうでも」的なことを言っていた。今回、この「救急車」が、兄のダム(ジェイク・ギレンボール)だったわけで。
兄のもとへ(911)→銀行強盗する(出動)→運転手をしろ(救助=兄のサポート)→現場へ(病院へ)→成功か・失敗か
本作は、この「成功か・失敗か」の道中がほとんどで、救急車に乗っている間は「成功」している。『シュレディンガーの猫』のような哲学的なメッセージも深読みすれば受け取れる。救急車には乗せる=救済措置はあるただそこから先はどうなるかわからない。アメリカ的な映画でした。なによりマイケル・ベイのアクション監督ぶりが最高です。
ベイさんが爆走する救急車が通ります。道を空けて下さい
オリジナルはデンマーク映画らしいが、その色が無いくらいTHEハリウッド・アクション。いや、ベイさんアクション。台詞の中で『バッドボーイズ』や『ザ・ロック』をネタにもしてるし。“ザ・ロック”は映画でもあるし、人の名前でもある。
ベイさん映画を見るのは『トランスフォーマー 最後の騎士王』以来。Netflix映画『6アンダーグラウンド』はまだ見てないので。CG多用とごちゃごちゃ内容に飽きてきた『トランスフォーマー』の鬱憤を晴らす、怒涛の生身のアクションの連続。原点回帰とでも言うべきベイさん節爆走!
妻の癌治療の為、大金が必要な帰還兵ウィル。
血の繋がらない兄ダニーに相談。兄は犯罪者で、銀行強盗を企んでいた。
誰も死傷者の出ない計画…の筈だった。不謹慎だが、何か不測の事態が起きなければ面白くない。
たまたまこの銀行に用があった警官二人。外で待っていた一人が異変に気付く。
白昼の銃撃戦。死傷者も。救急車(=原題“アンビュランス”)急行。
さらに、ウィルが一人の警官を撃ってしまう。
ダニーとウィルは救急車をジャックして逃走。撃たれた警官と救命士キャムを乗せて…。
劇中ほとんどに渡って繰り広げられる逃走カー・アクション。
絶対捕まるものか。意地でも逃げ切ってやる。出口の見えぬ終点まで降りられない。
あちこちにパトカー。ヘリにも追い掛けられ続ける。LA市内を堂々巡り。
ダニーはもはや気がイッちゃってる。妻の為犯罪に手を染めてしまったが、軍人でもあり善悪葛藤するウィル。
血の繋がらない兄弟の絆、時には対立。
ダニーをジェイク・ギレンホールがハイテンション怪演。
ウィルをヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が熱演。
アンサンブル色も濃い。
極限状態下、手当てを続けるキャム。エイサ・ゴンザレスの熱演と魅力が光る。タイトルからしても彼女の役回りこそ真の主役かもしれない。
撃たれ、重体の警官ザック。
人質の彼を気に掛ける相棒警官のマーク。
捜査の指揮を執る警部。愛犬とのドライブ中に呼ばれ、パトカーに乗せられた愛犬の方が気掛かり。
ダニーを知るFBI捜査官。
ダニーは犯罪者仲間にヘルプを求め…。
それぞれの信念、正義、思惑が交錯。誰一人として途中下車を辞さない。
小惑星衝突や真珠湾攻撃、善悪ロボットVFXバトルよりスケールは小規模だが、それでもアクションのド迫力ド派手さは引けを取らない。
序盤の銀行襲撃~銃撃戦は臨場感満点。
救急車、パトカー、ヘリの大チェイスは圧巻。見ている我々はずっと救急車に同乗しているような錯覚。
CGに頼らず、本物で魅せたベイさんのこだわり。
カメラワーク、アップテンポの展開、矢継ぎ早の編集。
スリル、ユーモア、エモーショナルなドラマ。
グロも。
爆走最中、撃たれた警官の緊急手術。キャムは勿論医者じゃない。医者の元カレやその同僚とリモートで繋ぎ、指示受けながら処置。
皮膚を切り、内臓を掴んで…。
ベイさんはプロデュース作ではグロホラーも多い。
頭のてっぺんから尻尾の先までぎっしり、金太郎飴のようなベイさんムービー!
つまり、ツッコミ所も多い。
その爆走車内の手術。ハラハラスリリングな見せ場だが、そんな状況下で手術出来る…?
出血。血を止めるのに使用したのは、頭に付けていた髪留め。しょ、消毒は…?
銀行襲撃も穴だらけ…と言うより、外から丸見え。計画中、誰もそこを考えなかった…?
最後はまさかの“死人に口なし”!? おまけに、撃った相手を庇うお人好しだらけ!?
一応これ、犯罪だし、死傷者も出ています。
とは言え、久々とも言えるベイさん節をたっぷり堪能。
本領発揮のド派手アクションに度肝を抜かれ、ツッコミつつ胸熱くさせる。兄弟の関係、救命士としてのプロフェッショナル…。
“エンタメ王”ベイさんの真髄を見た。
銀行強盗の映画で、まさかウルっとするとは!!
ノンストップアクション映画。
激熱アクション映画に人間ドラマを絡めて泣かせる!
銀行強盗は計画があまりに杜撰?
というか?今時、銀行強盗がアメリカでは頻発するのか?
強盗をする30秒後には、警官多数集まって、10数台のパトカーが追走する。
犯人の用意した逃走車は直ぐに運転役が撃たれて役に立たず、
走って逃げる犯人たち!!
エイヤっと手近にあったアンビュランスに飛び乗る、
ダニー(ギレンホール)と義弟のウィル。
ウィルは元軍人のスキルを生かして運転が天才的に上手い。
2人でクリストファー・クロスの「セーリング」を、歌う余裕も
あったけど、
救急車の中にはウィルに誤射され瀕死の警官ザックと
救命士のキャム(エイザ・ゴンザレス)がいた。
エイザ・ゴンザレスは若くて綺麗でキリッとしてて、
とても魅力的。
しかも心根優しく勇敢で有能。
この映画のヒロインと言える。
彼女無くしてこの映画は、こんなに人間的に
ならなかったと思う。
キャムは、ぶっ飛ばす車内で、ザックの命の火を消さぬよう
さまざまな医療行為をするが、
スマホを医師に繋いで遠隔指示で手術するシーンは、
この映画のハイライトのひとつ。
カーチェイスに次ぐカーチェイス!!
CGが少ないのはとても良い。
カメラアングルやスピードなど技術で見せるのが
マイケル・ベイ流。
カーチェイスに凄く立体感があり格好良い!!
目が回る、兎も角速いカーチェイス。
ラストで涙したのは人間ドラマが、きっちりと織り込まれているから・・・
ダニーと養子の弟ウィルの幼い日の回想シーンが何度も入り、
2人の仲良しぶりが微笑ましい。
ウィルの妻の腫瘍の手術代が22万ドル以上する。
保険会社も相手にしてくれず、
策に窮したウイルは嫌々、兄ダニーを頼る。
(金持ちなんだから、すんなり貸せばいいのに・・・
(犯罪オタク・・・クレイジーはギレンホールの得意分野!)
(銀行強盗に強引に誘うなんて・・・やはり下衆男だ!!)
ラスト10分間は泣かせのパート。
マイケル・ベイ監督って、こんな感じだったっけ?
そう言えば昔、「アルマゲドン」でも泣かされたっけ!!
(アメリカで癌になったら、キツイわ・・・と実感する映画でもある)
過去鑑賞
優しい嘘
根っからの悪党ではない善人だから、皆がついた優しい嘘。
彼女は最後まで諦めない救急救命士だった。
圧倒的なカーアクションは、さすがのマイケル・ベイ監督作。
しかも、今までに無いようなドローンとジンバルカメラの映像は面白く特徴的。
2022 141本目
DVDでもドキドキできたので劇場ならもっと良かったかも。まず、マイケルベイの映画は基本好きなので評価高めです。お馴染みの爆発が随所にありました。自作のザ ロックをネタにしたのも◯
クセがありそうな登場人物今回も健在。
救急車という狭い空間を舞台にしているが終始スリルがあり飽きませんでした。
女優も綺麗でした笑
興行適任イマイチでしたが個人的にはオススメします
ベイ監督トランスフォーマー撮りすぎて実力落ちた?
久々のベイフィルムを楽しみにしていたが、駄作感は否めない
下から舐めるような顔アップの撮り方がしつこい、逆光の演出もしつこい
ドローン撮影を気に入ったらしく不自然なハイスピード空撮差し込まれる
カーチェイスの途中で突然かかるBGMの違和感がすごい
爆発と美女は安定なので期待通り
「やたら面白い」
今年63本目。
2本立て映画館の2本目。今年4月にリニューアルオープンしてチケット売り場が新しくなったりおしゃれで、2018年アカデミー賞作品賞の「シェイプ・オブ・ウォーター」もここで見たなあと好きな映画館。
ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世が昨年「キャンディマン」「マトリックス リザレクションズ」と立て続けに主演、重要な役と演じて、今作でも本当に凄い人が出て来たなあと嬉しくなります。
エンドロールでマイケル・ベイの文字がどおりでやたら面白い訳です。彼は過去作のように今作もド派手な爆発、アクションに重点を置いたと言っていました。爆破、銃撃戦お見事でした。
爆走救急車VS警察
銀行強盗×救急車で爆走という破天荒すぎる設定をマイケルベイが指揮したザ•ハリウッド映画。
冒頭の銀行強盗シーンではフラグ通りに上手くいかず、破茶滅茶な状態で逃亡シーンに繋がる。この強盗シーンから映画の8割は救急車でひたすら警察と追いかけっこをするというストロングなストーリー構成だった。しかし、随所でハラハラするシーンが設けてあり、文字通り手に汗握る場面が多かった。
目線としてはジェイクギレンホールを始めとする強盗側で物語が展開するため、追われる恐ろしさに全振りしていて楽しめた。
絶体絶命の中で描かれる兄弟愛、家族愛も繊細に表現していて、あらゆる要素を網羅した映画だった。
規模がぶっ飛んでるため、1人の命と大勢の命のフォーカス具合でここまで命の重さに差が出るとは思わず、冷静になった時に笑ってしまった。
急げパトカー、救急車
結構サイコな筋書きのクライムアクションであり、救急医療ものだったと思いましたが、まずこの場合の「サイコ」は使い方が合っているのか自信がありません。誠に不思議で、かつ半端な感じも強かったですが、結局、ラストまであれこれ予測する愉しみはなくなりませんでした。
ジェイク・ギレンホールはシュールなギャングだし、救急医のキャムには侠気が溢れているし、この二人がこの先、何をするか?
◉圧倒的な緊迫感がベースなのに、含み笑いの種も途切れない
救急士と市警とSWATとギャングそれぞれの時間が重なり合って、序盤は緊張感に包まれていた。それは中盤も終盤も切れることはなかったのですが、警官のデイトの申し込みが血しぶきのキッカケになった所から、シリアスに微かな笑いが寄り添うことになった。
フラミンゴやらブルドッグやら、緑色とかのギャグの流れが続く。死者や重症者が続出している事態なのに、いつ犯人や追跡する刑事群が笑い出しても、それはそれで話が成立してしまいそうなと言う意味で、半端で愉しい作品であると思った訳です。
第一、キャッチコピーが「それは、単純な銀行強盗のはずだったーー」ですからね。「単純な」って……
◉ウィルの生真面目な逃走劇は、ずっと病院まで続いた
ウィルの運転は技術としては、ジミなぐらいスマート。でも、相手の車に掠りもしないですり抜けるわ、迫ってくる車は横転させるわ、こんなカーアクションも悪くないです。
自分たちの車は緑色に塗り変えて、それまでの塗装に変身した車が次々現れたシーンは、シュール感さえ醸し出していました。ここからファンタジーに変わるのか!
なお、どうしても一つスッキリ納得できないことがありまして。
銃撃で殺しかけた警官の命を必死で救おうとした、ウィルの行為に感動して、助かった警官がこの人は撃ってないと言ってしまうのは、やはり笑いを狙ったものですか。
許されざる者
神経質で真っ黒な遺伝子を継承しているダニーは最高でしたね。さすがはクセ者ジェイク・ギレンホールです。そしてマイケル"クラッシャー"ベイ監督も手腕を発揮してイベント大渋滞ムービーに仕上げておりました。ただでさえ大渋滞なのに、映画ネタや文化・世代ネタ等をトッピングし放題なので、終始半笑いでございました。
それでも評点が抑えめなのは…主人公でした。直情的な上に中途半端な善人仕様なので、笑えるボンクラキャラ達とは違って本気のボンクラに感じちゃいました。ストーリーを動かす役としてやらされてる感じもありましたが、なんつーか「ダメ」ですね。奥さんもちょっと…ね。そこを除けば、救命士もバックボーン含めて良かったし、荒唐無稽な所も「大渋滞ムービーだしね♪」と、楽しめました。
「ザ・ロック」の件、短かったけれども好きな会話だったなぁ(笑)。あと、隊長と犬とITチームの女性隊員ね。
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