「全編、ド派手なMAXアクション」アンビュランス bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
全編、ド派手なMAXアクション
最初から最後まで、ド派手なアクションの連続で、銀行強盗から始まって、ガン・アクション、カー・アクション、ポリス・アクション、緊急救命アクション(これをアクションと言っていいのか分からないが…(笑))からの、最後は、兄弟愛溢れるヒューマン・ドラマと、何でもありの作品。2時間15分の大作であったが、息をつく暇も無く、ストーリーに呑み込まれた。
監督があの『トランスフォーマー』のマイケル・ベイということで、観客を引き付けツボをよく捉えている。CGに頼りがちなSF映画とは違う、実写でのアクション・シーンも、そのスケールは半端ない。いったい何台の車をスクラップにしたのだろう。また、ドローンも駆使したアングルも、緊迫感やスピード感に溢れ、臨場感を高める描写にも圧倒された。
物語は、軍人上がりのウイルが、彼の妻の難病治療費を稼ぐために、犯罪に手を染めている偽りの兄・ダニーと共に、銀行強盗を犯してしまう。しかし、その最中に、予想しなかったハプニングで、警察官を撃って、逃走することになる。その逃走に利用した車が、撃たれて瀕死となった警官を、病院搬送する救急車だった。そこからが警察との息をもつかせぬ逃走劇、カーアクションが始まる。
また、その上、搬送中の警官を助けようと、救急車に乗り合わせ、人質になっていた救急救命士のキャムが、猛スピードで突っ走る救急車の中で、必死に手術をするという前代未聞のシチュエーション。そしてラストは、まさか、こんな感動シーンで、お洒落に締めく来るとは思ってもみなかった。
主演のダニー役のジェイク・ギレンホールも、これまで数々のアクション映画をこなしてきたが、これほどぶっ飛んだ犯罪者はなかったような…。また、ウイル役のヤーヤ・アブドゥル=マーティン2世は、今回、人を思いやる気持ちを持つ犯罪者として、ダニーとは相対するキャラを演じている。そして、救命士のキャムを、使命感に強く、逞しい女性として、こちらも数多くのアクション作品に出演している、エイザ・ゴンザレスが演じている。
突っ込みどころは、いくつもあり、
・何であんなに早く警察やスワットが銀行に集結したのか?
・あんなに高速でジグザグ運転している救急車での手術ってあり得ない?
・警察車両が、救急車の前に出で止めれば、もっと簡単に捕まった?
等、いろいろあるが、そんな細かい事を気にせずに、マイケル・ベイが、大ぶろしきを広げたアクション作品として、頭を空っぽにして楽しめる作品であることは、間違いない。
グレシャムの法則さん(^^)なるほどねー。本作もそうですが、ハリウッド作品は、日本では、考えられない街中で、派手なカーチェイスやアクションを撮影しちゃうんですよね。😳
AKF-RHOOさん(^^)コメントありがとうございます😊これから、よろしくお願いします。
絶対に、アカデミー賞にノミネートされることはないし、破壊王マイケル・ベイ作品ですから、なーんにも考えないで、ただただ、繰り広げられるアクションを楽しみ、『スゲー』と思えれば良いと思います。
こんにちは
reviewに書かれている事、同感です。ほんと、ツッコミ所(パトカー運転の酷さ、顔、氏名われてるのにお金使えるか、銀行札束連番で大丈夫?、などなど・・)満載な映画だと思います。
私は、このての映画(マイケル・ベイ監督)は、細かい事気にせずアクション・ジェトコースター映画に身を委ねて楽しんで、観賞後、ツッコミ所探して知人などと話題にして楽しむ映画と思って観賞してます。
これからも、review楽しみに読ませてもらいます。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、他でも見たという記憶は鮮明にあるのですが、さてなんの映画だったっけ?と私も思い出せずに自分にイライラしました😁