「GTAの星5状態」アンビュランス タカシさんの映画レビュー(感想・評価)
GTAの星5状態
そもそもGTAがマイケル・ベイに影響を受けているかと思うけれど、GTAの星5状態の映画。星4からFBIが出てくるし。この映画のダルくなるのも、GTAで星付けて逃げ回っているときに近いので忠実とも言える。
映画と車乗りっぱなしは激突とかアオラレ、オン・ザ・ハイウェイとかが思いつくけど、どれもソリッドに描こうという方向性だけれど、これはコテコテ。
意外と言われてるのを読んだことないけど、マイケル・ベイとテレンス・マリックって似ていませんか。調べればわかるけど、平均カット数も近いような気がする。ちょっと長過ぎる。もう20分ぐらい削って欲しい。あと、これリメイクなんですね。
会話の小ネタが面白く、「ザ・ロック」を映画タイトルとプロレスラーで掛けるとか、ロゼを二人で飲んだんだ。ダッセェな。とかギャグ集としても笑える。あのガザみたいな名前の女優が不思議な存在感で気持ちよかった。
マイケル・ベイに言っても仕方ないけれど、金の相談しに行って5分後の銀行強盗を一緒にする急な展開には笑ってしまう。今時、取っ払いのバイトでもそんなことないだろ。そんなズサンな計画だからやらかすのも当然に思えた。ジェイク・ギレンホールのハイテンション演技も面白い。
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