「勝手にしやがれ、FBI」セバーグ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
勝手にしやがれ、FBI
ジーン・セバーグの伝記映画というよりもFBIによる法や秩序も関係無しに強引な捜査を進める様が犯罪行為でしかない恐ろしさを描いているようで。
パリまで赴きセバーグに全てを暴露する場面は実際の話なのだろうか、FBIの良心的立場であるジャックの正しい行動が脚色だとしたならば潔さが足らない。
公民権運動やブラックパンサー党との関わりが寄附をすることでの行動しか描かれず、躊躇無しに男女の関係に至る大胆さが軽薄にもメキシコでの妊娠含めて。
奔放すぎる行動や精神のバランスを崩してしまうセバーグを献身的に支えている旦那の我慢強さに同情してしまう。
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