スパイダーヘッドのレビュー・感想・評価
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2022年 118本目
期待してただけに残念。 予告を観た時から盛り上がりに欠けるという印象でしたがその通り。 説明もなしに薬の話が出て来て置いていかれる。 ほんとにトップガンを撮った監督??大作で疲れて息抜きしたかったんでしょうか? 映画館で観てたらお金返してほしいレベルでした
化学モノには倫理問題がつきもの
まぁまぁかなーって感じです。
クリヘムが出てるのと、トップガン見たあとなので、マイルズテイラー、ジョセフコシンスキー監督への期待から鑑賞しました。結果として、悪くはないんじゃないかと思います。
良かった点
・役者たちの演技
薬の影響で感情をコントロールされる内容であるからこそ、感情の切り替えのシーンで魅せられる俳優たちの凄さ。特に、主演2人のクリヘム、マイルズテイラーの演技は素晴らしかった。
クリヘムは最初からずっとニコニコしていたが、どうも心の奥底では笑っていないような笑顔を見せ続けたところがよかった。最後の飛行機の墜落前には、たくさんの感情が入り乱れておかしくなるシーンは、個人的にはちょっと微妙かもっと思いましたが、あれは完璧にこなすことは、かなり難しいそうやなって印象です。
マイルズテイラーは、薬を注入させる側の人間で、多くの表情を見せてくれました。最後のリジーへの承認を求められるシーンでは、静かな装いではあるが、どこか心の中で燃えたぎるジェフの怒りを感じさせる素晴らしい演技を見せてくれました。
悪かった点
・良くも悪くも展開が読める
話の流れとしては、科学者が新たな薬品を開発するために、倫理に反する実験を行い、それから脱出するという、まぁ、映画好きなら割と見たことあるような展開でした。その点、気軽に見れる良さはあるものの、パンチが足りないような感じが後味に残りました。
まとめ
まぁ、内容がわかりやすいので、見やすいし、俳優たちの演技も素晴らしい。個人的には、もう少し、ダークな雰囲気に振り切って、サスペンス要素を強くしても面白いんじゃないかと思いました。
やっぱり感情は…
人からコントロールされるものではない。受刑者が新薬開発の治験に協力する代わりに生活の自由をある程度与えられる刑務所が舞台。一人悪役のクリヘムがかなりの胸糞男。喜怒哀楽の薬を投与され、急激に表情を変化させるのはマイルズ・テラーと共に役者魂が光る。刑務所から出られるわけではないが、ある程度の自由を与えられるなら、人体に害無ければ、ありっちゃありかなと冒頭軽く考えていたけど、やっぱり人としての尊厳を奪われるほど、酷い仕打ちはないなと。本当にあったら怖いと思っていたけど、正にマインドコントロールがそれで、実際に悲惨な事件が起きている。全編通してノリの良い音楽と共に軽い感じ描いているが、現実にも起きてるよと警鐘を鳴らしているかもしれない。
ちょうど良いくらいのスリラー
治験へ同意することで自由な生活を送ることの出来る刑務所。受刑者のジェフは繰り返される治験に違和感を覚え…。 Netflix独占配信作。嫌悪感マシマシ映画ではなく、じわじわと気持ち悪い感じ。後味は悪くなくクリヘムのサイコ演技も楽しめる軽く観れるスリラー映画でした。
またか…
◯etflixお得意のお手軽作品。 原作があるようですが、そんなオチかよ! 背景全然描けてないし、映像も合成バリバリでちゃちだし。 ヘムズワースさんじゃなきゃ観ないわ。 粗製乱発し続けるようなら、契約やめよかな。
惜しい
いい点 ・マイルズテラーうますぎ 死ぬほどうまい。中盤で薬投入されて無表情で感情を表現するシーンがあるが悲しみと苦しみがバンバン伝わる。日本には表情のレパートリーが少ない若手役者が多いが(大体アイドルあがり)無表情でここまで表現できるとは。クリヘム微妙。ラストで笑ったり泣いたり怒ったりを一辺にやる役者冥利に尽きる場面があるが微妙だった。ここは設定もテーマも相まって一番の見せ所だったろうに。パブリックイメージも完全に「バカなムキムキ男」で定着してしまっていて彼の役者人生は前途多難だなぁ。 悪い点 ・長い。感情とは何か、自我とは何か。などのテーマに興味がないと相当キツイ 映画「メッセージ」の言語とは?「エクスマキナ」の女性性とは?などの知的好奇心を刺激するテーマに対して興味がないようではこの映画は相当キツイ。感情とは何か、それをコントロールできるとしたらどうなるのか、というテーマで2時間は正直長い。1時間半くらいならよかったと思う。 ・サスペンスが盛り上がりきらない 全編通してサスペンスの出来はかなりいい。不快で不穏な熱の上げ方や中盤のショッキングシーンでしっかり引き締める。後半も盛り上がる。しかしラストで一気に雰囲気をがらりと変える。これでうまく機能していない。散々重苦しくひっぱってラストで一気にギアを変える手法が最近やけに流行ってるよなー…と白々しく見ていた。 ・テーマのオチが弱い 暴露される大オチは結構よかった。なるほどねーとは思ったが「感情を操れるようになったらどうなるのか」のところに明確に答えが出ていないと思った。そしてこのテーマならもっと感動的なオチが用意できたはず。辛い記憶を忘却したい気持ちと罪の意識と向き合うことの葛藤とかさ。罪は誰が許すのか?とかさ。もっと深く掘り下げられたはず。 総評 惜しい。テーマもサスペンスもよく設定も興味深い。しかしライトな作風に振ったのがうまくいっていない。もっとゴリゴリのサスペンスでもよかった気はする。 感情とは何か?というテーマが気になる人は見てもいいと思う。普段、映画をみるといったらアベンジャーズか日本のアニメ!って人はみなくていいと思う。そういう人たちが求めるものはこの作品にはない。
結局自らを律するも許すも自分次第
注入する許可を?承認。ゴールドスター大金星になれず、この残念な気持ちを的確に言い表すためにとりあえずヴォキュブラスを注入してくれ! 俺の口癖は?自由な金曜日。だれもが認める傑作となった『トップガン:マーヴェリック』旋風がコロナによって2年遅れで世界に吹き荒れている絶好のタイミングで配信開始された本作(自ずとショーン・レヴィ × ライアン・レイノルズにおける『フリーガイ』からの『アダム&アダム』思い出した)!…は、『ソー:ラブ&サンダー』までのつなぎ暇つぶし?いつからか単に大作というばかりか質も備わってきたジョセフ・コシンスキー監督 × 襟足の長いヤンキー家族ヘアスタイルなマイルズ・テラー出演『オンリー・ザ・ブレイブ』『トップガン:マーヴェリック』コンビと、我らが雷神ソーでおなじみのクリヘムことクリス・ヘムズワースという激アツ布陣 = 本気を出しきった作品を終えた両者が気分転換に新境地挑戦? ビンゴ!我らがクリヘムのノリノリな悪役っぷりももっと生きる良作で楽しみたかった、見たかった気持ち。確かにそれなりに"クセ"もあって、決して無害ではない。が、退屈であることに変わりはない。面白くなりそうなポテンシャルもありそうなのに全く活かせないで、ただダラダラと誤ったダークさだけが特段サスペンスやミステリーに転ぶでもなく、次々と垂れ流される名曲たちと共に墜落していくカタルシスなき混沌へとまっしぐら…この布陣でこの謎めいた題材ということで少し楽しみにしていた分がっかり残念だった。クソ・フィンガーを探すミステリーでもある?原作はもっと面白いのだろうか。とりあえず太陽っていい。贖罪も自由意志(free will)も自分で勝ち取れ!!! ♪What a Fool Believes → 本来元恋人とまだより戻せると信じてる未練タラタラ男の曲だろうけど本作においてはタイトル通り示唆的か 「孤独は煙草と同じくらい毒だ」"圧力がダイヤを作る"、オッケー、オッケー?
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