「結局自らを律するも許すも自分次第」スパイダーヘッド とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
結局自らを律するも許すも自分次第
注入する許可を?承認。ゴールドスター大金星になれず、この残念な気持ちを的確に言い表すためにとりあえずヴォキュブラスを注入してくれ!
俺の口癖は?自由な金曜日。だれもが認める傑作となった『トップガン:マーヴェリック』旋風がコロナによって2年遅れで世界に吹き荒れている絶好のタイミングで配信開始された本作(自ずとショーン・レヴィ × ライアン・レイノルズにおける『フリーガイ』からの『アダム&アダム』思い出した)!…は、『ソー:ラブ&サンダー』までのつなぎ暇つぶし?いつからか単に大作というばかりか質も備わってきたジョセフ・コシンスキー監督 × 襟足の長いヤンキー家族ヘアスタイルなマイルズ・テラー出演『オンリー・ザ・ブレイブ』『トップガン:マーヴェリック』コンビと、我らが雷神ソーでおなじみのクリヘムことクリス・ヘムズワースという激アツ布陣 = 本気を出しきった作品を終えた両者が気分転換に新境地挑戦?
ビンゴ!我らがクリヘムのノリノリな悪役っぷりももっと生きる良作で楽しみたかった、見たかった気持ち。確かにそれなりに"クセ"もあって、決して無害ではない。が、退屈であることに変わりはない。面白くなりそうなポテンシャルもありそうなのに全く活かせないで、ただダラダラと誤ったダークさだけが特段サスペンスやミステリーに転ぶでもなく、次々と垂れ流される名曲たちと共に墜落していくカタルシスなき混沌へとまっしぐら…この布陣でこの謎めいた題材ということで少し楽しみにしていた分がっかり残念だった。クソ・フィンガーを探すミステリーでもある?原作はもっと面白いのだろうか。とりあえず太陽っていい。贖罪も自由意志(free will)も自分で勝ち取れ!!!
♪What a Fool Believes → 本来元恋人とまだより戻せると信じてる未練タラタラ男の曲だろうけど本作においてはタイトル通り示唆的か
「孤独は煙草と同じくらい毒だ」"圧力がダイヤを作る"、オッケー、オッケー?