「怖くなさ過ぎる」忌怪島 きかいじま エリセさんの映画レビュー(感想・評価)
怖くなさ過ぎる
ティーン向け夏休みホラー。怪異というのがフジツボが付いた女の幽霊が、人を海に引っ張り込もうとするだけで、しかも大体失敗するのでまったく怖くない。主人公は毎回何だか分からないがすぐに助かるし、ヒロインは最初から最後までその辺ウロウロしているだけなので、ハラハラもドキドキもワクワクも2時間弱まったくない。
島の人々の生活も、研究所での研究もまったくリアリティーがなく、箱庭感と張りぼて感が満載で、これも怖くない原因。VRの表現も今時ありえないくらいにショボイ。2023年の作品とはとても思えない。
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