劇場公開日 2023年4月7日

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「「推敲」への幻想」ザ・ホエール Uさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「推敲」への幻想

2023年5月9日
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鑑賞方法:映画館

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Uさん
Qooさんのコメント
2023年12月22日

Uさん 遅くなりましたが、共感コメントフォローありがとうございます- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-
こちらこそたくさんの共感嬉しいです

Uさんのレビューを読んだら、更に深い作品だと感じることができました。素晴らしいレビューをありがとうございます⸜( •⌄• )⸝

Qoo
琥珀糖さんのコメント
2023年6月8日

コメントそして共感ありがとうございます。

はじめこの映画の紹介文を読んだ時、とてもユーモラスでドラマティックな映画・・・そう思ってみはじめました。
ところが場面はチャーリーの暗くて湿っぽい自室のみ。
哲学問答を学生に向かって講義しつつ自問する姿に予想を大きく覆されました。
エッセイを教えるチャーリーは、
〉「推敲」への幻想
〉自分への悔恨をあからさまに書き綴れば、別の人生に切り替われる
かもしれないという幻想・・・
チャーリーは文章に関わる仕事にほぼ一日中向き合いますね。
そして「正直に気持ちを書くこと」の大事さを重ねて学生にも娘のエリーにも
言っていました。

そしてエリーのエッセイの価値を、崇めるように心のよすがにしてるようでした。
本当に哲学的。
エリーにエッセイを朗読して貰いながら、光のなかへと、
召されていくようなラスト。
だからチャリーはリズにも、私たちにも、エリーにも、
安らぎをプレゼントしてくれたのかも知れませんね。

☆☆☆
この文章はUさんのレビューを読みながら考えたことです。
ラストは救済・・・
私も含めてチャーリーに関わる人全て、そしてチャリーも救われたから・・・

琥珀糖
humさんのコメント
2023年5月13日

また、リズの気持ちへの考察もなるほどと思いました。鑑賞中はリズにはチャーリーに対する愛情があるのかもとも思いましたが、兄を理解し幸せを共有してくれたパートナーへの信頼をこえた家族愛に近いものだったかもしれないなと。
あの安らぎ感は、そんなチャーリーが死を感じる苦しみから少しでも解放される時間を願い喜ぶ素直な気持ちがもたらしたような。リズと一緒に、危ない場面を回避しほっとしたのを思い出しました。

hum
humさんのコメント
2023年5月13日

確かにチャーリーは、余命を考え自分の人生を推敲し、その絞り切った点にいる娘への贖罪(彼女を助けるお金をつくること、文才を認め伝え自信を持たせること、感謝をあらわすこと)をやり遂げましたね。世間への発信ではなく(社会=生徒と繋がっていたパソコンは破壊した。)あくまでも一人の男、父としての生き様の締めくくりとして。Uさんのレビューで、彼の死への哀しみが和らぎました。突然亡くなってしまう人も多い中、ある意味羨ましい。

hum