アラビアンナイト 三千年の願いのレビュー・感想・評価
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三千年の願い、叶いますように
物語の効力というか、役割というか、、
ちょっと考えさせられた
…ラストの楽しげな恋人たちに幸せそうな家族と、いわゆる「リア充」な人々と主人公を
比較してしまうと元も子もない気もした。
だからずっと好きで映画(物語)を見てきている身にとって、
あのジンとアリシアの幸せそうな後ろ姿は、逆に陰鬱というか内向的なエンディングに感じて少し落ち込んでしまい
8 1/2がアッパー系なら、こっちはダウナー系に思える。
魔人(ジン)のジン生相談
現代版ランプの精の物語
期待しすぎたかな。
妄想の恋物語
うーん。
とても興味ある監督なんだが、この作品は監督の想いが違う形で形成された様な作品です。
恋物語を語りたかったのかなあ。
1人の女性が文学の世界で生き、その文学の副産物として創り出された魔人なのか?どうしての疑問が残った。
主人公の妄想というフワッとした中で生み出され完結するんだけど、その世界観が馴染めなかった。
淡々と話が進み盛り上がりナシ(想像とかけ離れていた)
もっと盛り上がりのあるものを想像していました。現代で前半ジンと対話するシーンは、ほぼ舞台を観ているかのよう。最後、悲しい、泣けるかもって思って損した!!(笑)
映像は綺麗でした。過去と現代と同じ俳優さんらしき人が数名いたのでサイコものか?!と思いきや、貧乏ゆすりとかも考えると生まれ変わり?!とか想像は膨らませる余地がありました。
過去からのドラえもん。
普遍的寓話と対話
マジンジン
あんまり評判よくなさそうと思いつつも、ジョージ・ミラー8年ぶりの新作、かつ監督を褒めちぎりまくるティルダ・スウィントンの特別映像でスルーするわけにいかず。吸血鬼や魔導師からじじいの役までなんでもやっちゃうティルダ姫が、今度は魔人になるのかと思ったら、中高年独り身の学者というけっこうそのまんまな役どころだった。
ディテールにはいろいろ解釈がつけられそうだけど、科学がすべてを解き明かす現代においても物語は人々の孤独を癒し愛を与えるということが、アリシア自身の物語を通じて語られるという話、雑だけど。ただ、ろくにセリフのなかった前作から打って変わって、魔人がずーっとしゃべりっぱなしで、物語の物語なのだから語り中心になるのはしょうがないにせよ、字幕を追うのに意識が向いちゃうとせっかくの映像を十分堪能できないのがやや残念。
からだデカくてマッチョなおっさんイメージのあったイドリス・エルバだが、案外目がかわいかった。あと、口うるさい隣人の老婆は前作の鉄馬の女、巨漢巨乳はマザーズミルクの女たちだったような。そんなわけでミラー監督、緑の地で休んでないで、次作フュリオサ、早よお願いします。
もしも、ジーニー🧞♂️と恋に落ちたら…
誰もが知っているアラジンのジーニーをかっこよくした、ちょっと好色な瓶から出てきた魔神のジンと、ジンと恋に落ちた堅物な物語学者の物語…。
ただ、物語の大半は、ジンの3000年に渡るストーリー、そしてジンと3人の女性との出会いを見せられるんだけど、どの時代設定もストーリーも寓話的で神秘的。
おとぎばなしや寓話が好きな人にとっては最高かと。
退屈なく物語の世界観にぐいぐい引き込まれた。
私が彼女ならどんな願いごとをしていただろうか。
やっぱり、とろけるようなジンの楽園は経験したいかな…
(笑)愛し愛され、2人だけの世界にどっぷりとはまりたい…♡みたいな!?(笑)
これは現実なのか、はたまた彼女の想像の世界のお話なのか…?
答えは観る人に委ねられている。
物語を聞かせ合う事は愛を育むこと
愛には色んな形があるけれど
愛の本質は太古の昔から変わることはなく
自分を棄てても与えること
物語を聞く事は愛おしい気持ちを知ること
でも時代や社会の流れの中で翻弄されて
科学の進歩や多くの知識情報に惑わされて
どのように生きたいか生きるべきか
分からなくなって
素直な愛を忘れてしまうことがある
どのような世界でどの様な道を歩んでいようと
自分の心に正直に愛し続けること
様々な影響を及ぼすことは避け得ないけれど
折合いをつけて一瞬一瞬を正直に生きていく
たとえ生きる世界や道が違っても
偶然に少しだけ同じ道ですれ違っただけでも
物語を聞かせ合うことで愛は育まれる
自分の物語そこにある愛を見失ってはいけない
誰かに物語を話したい 誰かの物語を聞きたい
一日一日を大切に過ごしたい
そんな気持ちになります
愛は塵の中に
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