「眠気が。。。」ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ TWDeraさんの映画レビュー(感想・評価)
眠気が。。。
先に断っておきますが、実は観るまえから「多分、私は苦手なやつだな」と思っていた作品です。
確かにその猫の絵は見たことあるけど、ルイス・ウェインを全く知りません。また、猫について「可愛い」と思う程度の私。たまにYouTubeで猫動画は観ますけど、勿論飼うなんてことはあり得ません。
それでも、カンバーバッチだし、ルイスの妻・エミリーを演じるクレア・フォイに大きな期待を寄せ、TOHO火曜のサービスデイである夕方のシャンテへ。客入りは、17時20分開始という中途半端な時間とは言え公開1週目にしては空いています。。
で、果たして感想はと言えば、、、
「伝記」ではありますが、あまりディティールは語られず割とざっくりした内容で、更にファンタジー要素を取り込むことにより全体的に「雰囲気」押しです。特に前半戦は「三歩進んで二歩下がる」展開に眠気が。。。いや、私だけでなく他から明らかなイビキも聞こえます。それでも、やはり期待していたクレア・フォイの存在感と表情は素晴らしい。なのに、え、もう・・・
とは言え、伝記映画の醍醐味はやはり後半戦の波瀾万丈と思われるかもしれませんが、相変わらず淡々と、しかもダウナーな展開が続きます。眠気は乗り越えましたが、映画の方はファンタジー性がガッツリと画に「エフェクト」として表現され、もはやどういう気分で観たらいいか判らなくなりつつ111分。トイレ我慢しているわけでもないのに、心なしかエンドクレジットが長く感じました。
カンバーバッチは今回も間違いないです。また、ルイス・ウェインがどれだけ愛猫家から愛され、感謝されたことも理解できました。でも、ま、やはり私の好みとは違った感じです。残念。