劇場公開日 2023年10月13日

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「ガイ・リッチーらしいコミカルなスパイもの」オペレーション・フォーチュン つとみさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ガイ・リッチーらしいコミカルなスパイもの

2024年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

少しコミカルなスパイものをガイ・リッチーの味付けで、といった感じの作品。アクションよりの「スナッチ」アクションよりの「ジェントルマン」といった感じだろうか。
同じガイ・リッチー監督の上記2作が好きならば楽しく見られること間違いなし。
そしてなりより、トム・クルーズがやっているミッションインポッシブルシリーズに対して「観たい」と常々感じている「スパイ大作戦」がここにあった。

今のミッションインポッシブルシリーズは、それはそれで面白く観ているけれども、ほとんど筋肉で物事を解決してしまうところに不満がある。
一方本作には「作戦」というものがあり、命がけとは違った危なっかしさが魅力だ。そしてそれはスパイものに求めるものでもある。駆け引き、ハッタリ、時に筋肉。
妙にハイテクすぎないところも良かったし、主人公フォーチュンばかりが目立ちすぎることのないチーム感も良かった。

つまり、娯楽作品としてなかなか面白かった。
シリーズ化してくれたらまた観る。面白いキャラクターだったヒュー・グラントとジョシュ・ハートネットが次はいないかもしれないことは残念だが。

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つとみ