「綾瀬さんの画を汚すとはなんという暴挙」はい、泳げません たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
綾瀬さんの画を汚すとはなんという暴挙
他に観るべき映画はいっぱいあるのだが綾瀬はるかが好きなのである。NHK大河のキャスティングなのだが長谷川博己もわりとオーソドックスな芝居をする人で綾瀬がいわゆる大根(諸説ある)っぽいので申し訳ないが学芸会を会を見ているような映画になってしまっている。「天然」とも言われている彼女であるがそれは間違いなく意識してコントロールされた天然でありその芸風は唯一無二だと私は思っている。コメディではなくてどちらかというとしんみりさせるような展開に持っていくのだが、ちょっとしたコミカル演出が中途半端ですべる。問題なのは主人公の泳げない大学教授が部分的記憶喪失状態になっている間ずっと画像が16mmフィルムをブローアップしたような感じでクリアでない。気づかない人もいるかと思われる程度の汚し方なので深層心理に影響を与えようという目論見なのか?せっかくの綾瀬さんの画が全体尺の1/4くらいざらついていて許せない気持ちでいっぱいであった。内容をうんぬんする以前に失敗作である。
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